【実践】計画的に冬野菜を植え付けるコツとは?

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家庭菜園

9月ももうすぐ終わり。我が家のファームでは、オクラが9月半ばまで頑張って実をつけていました。さすがに9月末ともなるとほとんど実がつかなくなったので、引っこ抜いてきました。

オクラの背丈は2m近くなり、もうわたしでは上の方は収穫できないほどまで成長してくれました。

さて、夏野菜が全て収穫し終わって淋しくなったファームですが、何日かに分けて冬野菜を植えてきました。

新しく野菜を植える時って、どんな野菜を育てようかととわくわくしますよね。しかし、どこに何を植えたらいいか、何が必要なのか結構混乱することもあります。今回試行錯誤して様々な冬野菜を植えてきたわけですが、冬野菜の植え付けに向けて、注意するべきことや必要な道具などを整理してお伝えします。

冬野菜の植え付け計画公開・ふせんを活用!

畑の植え付け計画表作成

わたしたちのファームは、約25平米あります。1年間5,000円で貸していただいているレンタル農園です。

南北に幅60cmほどの長畝を合計6本作っています。夏野菜はありがたいことにたくさん採れすぎて消費が大変だったので、長畝を半分ずつ使って12種類の野菜を育ててみようかと思っています。

まずは、どんな野菜を育てたいか考えて、次にどの畝にどの野菜を植えるかを決めます。アナログですが、ふせんを畝に見立てています。

このやり方だとここは違うなと思った時にふせんを剥がして場所を入れ替えられるのでおすすめです!

防虫ネットが必要かどうか?

防虫ネットとは文字通り虫が入らないようにする細かい目のネットです。ちょこちょこ色んなところに防虫ネットをかけるのは手間が多いので、防虫ネットが必要な野菜は同じ畝で育てるようにしました。

防虫ネットが必要な野菜はどんなもの?

防虫ネットが必要な野菜

主に、葉物野菜は虫に食べられると見栄えが悪いだけでなく、せっかく美味しく食べられる部分が減ってしまいます。

葉物野菜ではありませんが、大根やカブの葉もよく虫に食われる野菜の代表です。我が家は、大根の白い部分よりも葉っぱが欲しくて、直売所などへ行って葉つき大根を買ったりします。わたしたちのように葉が好きなら、大根やカブにも防虫ネットが必須です。

防虫ネットが必要な冬野菜
  • 芽キャベツ
  • カリフラワー
  • ミニキャベツ
  • ブロッコリー
  • ほうれん草
  • 大根
  • カブ

防虫ネットの掛け方

防虫ネットの掛け方

防虫ネットやネットをかけるのに必要な道具を紹介します。

防虫ネットをかけるのに必要な道具
  • 防虫ネット(畝の長さ+1mほど)
  • Uピン8本
  • ダンポール(180cmのもの)4本

ダンポールは弾力のある細い棒で、曲げる角度で高さや幅などが調節できるのでとても便利です。しかも1本80円ほどと安いです。Uピンは10本入りで200円ほどでした。全てホームセンターで購入できます。


防虫ネットの掛け方
  1. ダンポールをドーム型になるように畝の両脇に等間隔でさす
  2. 防虫ネットを上からかける(真ん中に線があるタイプがわかりやすいです)
  3. 両端の余った防虫ネットを集めて結び、根本をUピンで止める
  4. ネットが飛ばないように、ネットと土が重なっている部分をUピンで止める
  5. ネットの端に土をかぶせて踏み固める

文字にするとややこしいですが、隙間がないようにしっかりとネットの端っこが見えないように土をかぶせればOKです。防虫ネットをかけてしまうと間引きやお手入れする際に一回一回ネットをずらす必要があるので面倒ですが、大事な葉っぱを守るため頑張りましょう。

収穫時期はいつか?

収穫まで時間のかかる野菜

これから植える野菜は年内に収穫できる野菜から、年明けてGW近くに収穫できる野菜と、収穫時期に幅があります。GW頃といえば、すでに夏野菜の植え付けは終わりぐんぐん成長していく季節です。

そのため、収穫の遅い野菜は植える場所に注意が必要です。

今回育てたい野菜の中で収穫が遅いのは、ニンニクとスナップエンドウです。ニンニクとスナップエンドウをひとつの畝に集めることで、次シーズンの夏野菜の栽培に影響が出にくいような配置にしました。

どのくらいの深さまで耕すか?

深く耕して植えたい野菜

全て均等に深く耕すことができればそこまで気にすることはないと思うのですが、素人がスコップや鍬で畑を耕すのって本当に大変です。特に暑い時期に深く耕して肥料を入れ、畝を作ってという作業をこなすのは辛すぎます…

というわけで、深く耕す必要のある野菜はひとつの畝に集めました。さらに、大根は細長い大根ではなく、まんまるの聖護院大根をセレクト。少しでも耕す深さが減るかなと思って笑

夏にすいかを育てていた畝は、大きなドーム型の畝を作っていたので、土の量が多くふかふかしています。あまり地中深くまで耕さなくても柔らかい土がたくさん盛ってあるこの畝には、大根やにんじん、カブなど、地中に根を伸ばす野菜を配置しました。

連作になっていないか?

連作に注意して植える野菜

同じ科の野菜を続けて植えることを連作と言います。連作は絶対ダメなわけではなく、さつまいもなどは連作を好むため同じ場所で作り続けることで甘みが増すそうです。

しかし、連作が苦手な野菜も存在します。例えばウリ科やナス科は連作を嫌う傾向にあります。スナップエンドウも連作を嫌うので、夏に枝豆を植えていた畝はさけて配置することに。

というわけでスナップエンドウは、収穫まで時間がかかることもあり、枝豆を育てていた畝とは1番遠い畝に決定しました。

決定!今年の冬野菜植え付け計画

植えたい野菜(種)

あーでもない、こーでもない、どんな野菜が食べたいかななど、色々考えて思考錯誤した結果が、アナログな見取り図の通りです。冬の野菜って葉っぱが似ているものが、多くて見ただけではブロッコリーなのかカリフラワーなのか区別できないので、ちゃんと記録として残しておこうと思いノートにメモ。

まだ空白のところは何も植えていません。肥料なども入れていない畝です。もっと食べたい野菜があれば2列にしたり、他に食べたい野菜ができたら植えられるようにしたいなと思っています。

植えたい野菜を端っこから植えていけばいいやと思いきや、色々調べていくと防虫ネットをかける手間や連作のこと、収穫時期の違いなど気になることがたくさんでした。

また8月の終わりに実施した太陽熱消毒。見た目では雑草が生えていたり苔が生えていたり、成功なのか失敗なのかわかりませんが、今後の野菜の成長も順次追っていきながら紹介できたらいいなと思っています。

これからでも植えられる野菜やおすすめの野菜があれば教えてください♪

▼太陽熱消毒のやり方はコチラ▼

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