新年度がスタートしました。と言ってもまだ春休みが続く我が家は、毎日のんびり過ごしています。長かった春休みもあとわずか。
去年(2022年)は初めて「育苗」に挑戦しました。お金をかけずに家にあるものを使って育苗した記録は、多くの方に共感してもらえたようで今でもこのブログの人気記事となっています。読んでいただいた方、ありがとうございました。
▼家にあるもので簡単にできる!発泡スチロールを使った育苗方法▼
今回はこの育苗のために大事に保管しておいた発泡スチロールを使って、とうもろこしと枝豆の育苗に挑戦しました。「発泡スチロール育苗2023年バージョン」笑、楽しみながらご覧ください。
育苗に必要な道具
- 発泡スチロール
- ポット
- 土
- 育てたい野菜の種(今回はとうもろこしと枝豆)
大事に保管していた発泡スチロールとは、サーティワンでアイスケーキを買った時の発泡スチロールです。可愛い包装が施してあるだけでテンションが上がりますよね笑。
小さめのポットが9個収納でき、フタもあるので保温も保湿もばっちりできます。これだけでも十分ですが、先冬に自宅の2階ベランダ用に家庭用簡易温室という装備を新たにGETしています。今年は手間暇かけずに温室の中でぬくぬくしてもらう予定です。
なぜ育苗が必要?
ホームセンターへ行くと店頭にたくさんの苗が売られています。わざわざ種から手間暇かけて育苗しなくても苗を買って植えればいいのでは?と思いますよね。
わたしも基本的には苗派です笑。ただ種と比べると苗は割高になります。たーくさん育てるなら種から育てた方がいいと思いますが、苗の方が断然楽だし失敗が少ない気がします。
しかし、苗だと一般的な野菜、かつ家庭菜園で人気なもの、プランターでも育てられるものしか手に入りません。また失敗は少ないと言えど失敗した場合に、同じものが買えない場合もあります。
去年の経験から、わたしたちのファームでは少し早め早めに準備した方が上手に育つようです。そのため、1年中売られている種から育てた方がうまくいく野菜もあるかなと感じています。
とうもろこしと枝豆:育苗の手順
- ポットに土を入れる
- 水をあげる(ポットの下から流れるくらいたっぷりと)
- 指で種をまく穴をあける(種の袋にかかれた粒数・深さに)
- 穴に種を入れて上から土をかけて、土をしっかり抑える
とうもろこしは直接畑やプランターにまくことが多い野菜です。ポットから外した時に根が切れたりするとうまく育たないのが理由だそうです。
また去年早めにまいて早めに収穫したことで大成功をおさめた野菜のひとつなので、ぜひ今年も早めにまきたいところだったのですがトラブルが発生しました。いざ種をまこうと意気込んでファームへ行ったものの種がなかった笑
しかも、冬野菜がまだまだ収穫できるもの、育っている途中のものなどがあって、空いている場所が点在しています。とうもろこしは受粉のことを考えると2列育てたいのに2列確保できないT^T
早く種まきしたいのに色々あってすぐに種まきできない状態なので、とりあえず自宅のポットに種まきしようと考えたわけです。移植に弱いとうもろこしですが、うまく成長できるといいな。
種まき後の発泡スチロール、置き場はどうする?
2023年バージョンの発泡スチロール育苗箱は、2階のベランダに設置した家庭用簡易温室の中に入れました。去年は熱湯を用意したり使わなくなったホッカイロを活用したり、それはそれで実験のようで楽しかったのですが、今年は手間なし笑!
温室がある方は発泡スチロールなしでも育苗できそう。太陽が当たると温室内は蒸し蒸しになっています笑。
2023年バージョンの発泡スチロール育苗は温室でより簡単
こんな感じでテンションの上がる可愛いサーティワンのアイスケーキが入っていた発泡スチロールと家庭用簡易温室を用いて去年より簡単に種まきが終了しました。
1週間もすれば発芽するのではないかとワクワクしています。注意点としては、発芽を確認するまでは土が乾かないようにしっかり保湿しておくこと。途中で土が乾いてしまうと発芽できなくなってしまいます。
また発芽したらご報告します。ぜひサーティワンでアイスケーキを買った際には、可愛い発泡スチロールは捨てずに育苗に使ってくださいね笑!
▼育苗で失敗(徒長)しちゃっても大丈夫!こんなに収穫できたズッキーニ▼
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種まきから1週間後、ほぼ全て発芽!!
温室でぬくぬくし過ごしたとうもろこしと枝豆ですが、1週間後の4月12日には1ポットに1〜3本ずつ発芽しているのが確認できました。
やはり温室内は、温度と湿度が保たれていたのでしょう。発芽のばらつきが少なく、ほぼ全てが1週間で発芽できました!
発泡スチロールと温室のダブル使い、これからも様々な育苗で使えそうです。
今年は生後間もない赤ちゃんがいるため、長時間畑で作業するのが難しいのが現状です。ある程度の大きさまで育苗しておくことで、畑での作業時間を減らせます。種まきの時期を逃すこともなくなります。
もう少し苗が大きくなったら、畑へ定植する様子もブログに載せたいと考えています。お楽しみに♪
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