【今すぐ確認!】スイカ収穫のタイミングは?4つの判断材料を紹介

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家庭菜園

家庭菜園でスイカを育てている方のお悩みのひとつ。

スイカ収穫のタイミングがわからない

トマトのように目で見てわかるものでもなく、一般的な果物のように押して柔らかくなるものでもありません。

そんなスイカを収穫するタイミングについて、判断材料を4つ紹介していきます。

わたしはここ4〜5年スイカを毎年作っていますが、本当に収穫のタイミングが難しいと感じます。

他にも収穫したスイカの楽しみ方や、収穫時期を逃してしまうとどうなるかについて紹介していきます。

ぜひ、同じようにスイカ収穫のタイミングで悩んでいる方は最後までお読みいただいて参考にしてもらえると嬉しいです。

この記事を読んでわかること

  • スイカ収穫のめやす
  • 収穫した後の楽しみ方
  • 収穫の時期を逃してしまうとどうなる?

スイカ収穫の目安はここを確認!

スイカ収穫の判断材料

スイカ収穫のタイミングを判断する材料には4つの要素があります。

  • 受粉してからの日数
  • スイカの根元周辺の葉や巻ツルの枯れ具合
  • スイカのへその大きさと色
  • 叩いた時の音

受粉してからの日数

一般的に、大玉スイカの場合受粉してから50日前後、小玉スイカの場合35日と言われています。

自分の目で雌花と雄花を見つけて、自分で受粉させていた場合は、「受粉してからの日数」が大きな判断材料となります。

もし、7/1に受粉したとしたら、小玉スイカの場合は8/5頃、大玉スイカの場合は8/20頃と予想できます。

毎日スイカの様子をしっかり観察できている方や、受粉させた時に印をつけていた几帳面な方は、この方法が最も簡単かと思われます。

我が家の場合、レンタルしている農園と自宅までが3kmほどと離れており、毎日確認できていません。

そして性格はおおざっぱ笑。

ある日(7/9)突然、直径10cmほどのスイカを確認した感じだったので、受粉したタイミングは全く把握できてませんでした。

受粉した日がわからなくても大丈夫!まだまだ他にも判断材料があります。

スイカの根元周辺の葉や巻ツルの枯れ具合

スイカが熟してくると、『スイカに栄養を送り届けなくてよい』と判断されるようで、徐々にスイカの根元周辺の葉が枯れ始めます。

特にスイカ根元にあるくるくると巻かれたツルの部分がわかりやすいです。葉や巻ツルが完全に茶色く枯れてきたら収穫の合図です。

7/9に突然現れた10cmほどのスイカ。7/29に確認したところ、スイカの根元周辺にある葉は綺麗な緑色でした。

巻ツルはというと、根元あたりはまだグリーンだったものの、半分より上は枯れてきていました。

この巻ツルが完全に枯れたら

収穫しよう!

スイカのヘソの大きさと色

スイカのヘソというのは、茎でつながっている部分の反対側をさします。スイカのおしり部分というとわかるかな?

スイカが大きくなって熟していくとともに、この部分も大きくなります。

また、若いうちは黒っぽかったり緑っぽく見えますが、だんだん黄色味が強くなるようです。

さらに、スイカのヘソは最初は硬いのですが、熟していくと少し柔らかくなります。

スイカの皮は硬いので、完熟になっても皮が押せるように柔らかくなることはありません。

腐るほど熟せば押せるようになるかもしれませんが笑、そうなると今度は食べられなくなってしまいます。

スイカのヘソを押してみて、完熟度を判断することも可能です。

叩いた時の音

昔から言われている小技かと思いますが、叩いた音で判断する方法があります。

  • 若い時→ポンポンと高い音
  • 完熟→ボンボンと低い音
  • 完熟以上→ジャブジャブという水っぽい音

スイカは若いうちは、実の中の水分量が少ないため、ポンポンという軽やかな高い音がします。

完熟になると水分量が増えるため、ボンボンという低めの鈍い音に変わるのです。

そして、完熟をすぎてしまうと、果肉が中で崩れ始めます。そのため、ジャブジャブジャバジャバといった水っぽい音がするそうです。

音で判断するのは難しい…

まわりに同じような大きさのスイカがたくさんあって「今日はどれを採ろうかぁ」という時だったら使いやすい技だと感じます。まわりのスイカを全部叩いてみて、1番低い音のスイカを収穫すればOK!

1個しかない場合は、スマホなどで録音しておくと、時系列で音の変化がわかりやすいので判断材料として使えます。

我が家のスイカ、収穫までの記録

畑のスイカ カラス対策

今まで見てきた完熟の判断材料と、我が家のスイカを比較してみます。(7/28日時点)

  • 受粉してからの日数
    • 不明
    • 7/9時点で直径10cmほど
    • 現在初確認から19日経過
  • スイカの根元周辺の葉や巻ツルの枯れ具合
    • 葉は緑(元気)
    • 巻ツルは半分枯れていて、半分は緑
  • スイカのへその大きさと色
    • 直径1cmほど
    • 黒くて硬い
  • 叩いた時の音
    • ポンポンという高い音(ドッジボールのような音)

以上のことから「まだ完熟ではない」と判断して収穫を見送りました。

夏は気温が高く植物の成長が早いです。今日はこんな感じでも明日一気に完熟へ近づくなんてことも考えられます。

また、カラスやハクビシンたちは嗅覚がするどいです。完熟になった瞬間に食べられてしまう可能性もゼロではありません。

一昨年は動物に
やられました…

ここからは慎重に、こまめにスイカを観察する必要があります。

今年もハクビシンやカラスからスイカを守る作戦として、セリアのバスケットタイプのバケツを逆さまにして被せてあります。簡単で安価で確実にスイカを守れるのでおすすめです!

詳しくは、【百均で解決】畑のスイカを守るためのたった2つの秘策とは、をお読みくださいね。記事の最後にもリンクを貼っておきます。

2024年初のスイカを収穫した時のデータ

収穫した時のスイカ

ついに、7/28の収穫間際のスイカを、7/31に収穫してきました。2024年初めてのスイカ収穫です。

その時の判断基準データはこちら(7/31)。

  • 受粉してからの日数
    • 不明
    • 7/9時点で直径10cmほど
    • 現在初確認から22日経過
  • スイカの根元周辺の葉や巻ツルの枯れ具合
    • スイカの根元に最も近い葉(1枚)が枯れた
    • 巻ツルが根元まで枯れた
  • スイカのへその大きさと色
    • 直径1cmほど
    • 押せる
  • 叩いた時の音
    • ボンボンという音

畑には2番目、3番目のスイカができているのですが、2番目に大きなスイカと音を比べてみました。

1個だけでは判断しにくかった音の高さですが、若いスイカと比べると圧倒的に音が低かったのです。

若いスイカはポンポンという高い音だったのに対して、収穫したスイカは明らかに音が低く、ボンボンという音になっていました。

この3日間で大きな変化があり、一気に収穫へすすんだ印象です。最後の見極めは本当に大切ですね。あと2〜3日経ってしまったら、完熟を一気に超えてしまうかもしれないと感じました。

切った断面はこんな感じ。甘みは若干少なかったですが(前日に少し雨が降った)、完熟度としてはちょうど良かったと感じます。

収穫したスイカを切ったところ

収穫したスイカの楽しみ方

スイカゼリー

収穫したスイカ。もちろんそのまま食べればOKなのですが、収穫したスイカで色々な食べ方をしているので、よかったら参考にしてみてください。

  • そのまま切って食べる
  • 凍らせて冷凍スイカ
  • スイカ割り
  • スイカゼリー
  • スイカジュース
  • フルーツポンチ

ぴったり完熟で収穫できたら、そのまま切って食べるがおすすめ!基本的にほったらかしで育てていますが、自分たちで育てたスイカを食べる瞬間は本当に幸せです。

たくさん収穫できて食べきれない時は、切って冷凍しておきます。暑い日のこどものおやつにおすすめです。

収穫したものの若くて甘みが少ない時は、砂糖を加えて煮詰めてゼリーにしたり、フルーツポンチにしてシロップを足したりすると美味しく食べられます。

スイカの実を繰り出しているところ

またすりおろしたりミキサーなどでジュースにしてはちみつなどを入れてもおいしく召し上がれます。

キウイやバナナなどは収穫してからも追熟するので、若いうちに収穫できます。しばらく置いておけば少しずつ甘くなるからです。

しかし、スイカは追熟しないと言われています。つまり、なるべく完熟になってから収穫したい!

ただ甘みが少なくても足せば美味しく食べられます。むしろ、ベタベタせず少し酸味がある完熟1歩手前くらいが好きという方もいらっしゃると思います。

スイカの収穫のタイミングがわからない…

わたしも同じです。

毎年試行錯誤していますが、音や色、受粉からの日数などを加味して美味しいスイカを収穫してくださいね♪

▼畑のスイカを守るたった2つの秘策(2023年夏)▼

▼スイカを襲った悲劇(2022年夏)▼

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