ドラム式洗濯乾燥機はとても便利ですよね。我が家では結婚当初からドラム式洗濯乾燥機を使用し、ほとんどの衣服を乾燥までかけているので、とってもとってもラクしています。
しかし、毎日我が家のように洗濯から乾燥までフル回転していると、ドラム式洗濯乾燥機の寿命は短くなりやすいです。そして、縦型洗濯機の3倍近い値段に正直びっくりします。
そんなドラム式洗濯乾燥機も2代目。PanasonicのNA-LX129ALという2021年発売のものです。ドラム式洗濯乾燥機の寿命を縮める原因の多くは機械の中にどんどん蓄積するほこりなのだとか。
1年でも2年でも長く使うため、日々のほこりを取り除くため、わたしが行っているお手入れ方法を紹介します。
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〈毎日〉乾燥フィルターの掃除
乾燥フィルターは、乾燥運転中のほこりや糸屑を受け取るフィルターで、洗濯機の上部についています。我が家が使っているNA-LX129ALは乾燥フィルターが2枚あり、どちらも外れます。
2枚のフィルターには乾燥が終わるとびっちりとほこりがついています。これだけのほこりが洋服についているのかなと思うと恐ろしい…
このほこりをティッシュや絞ったタオルなどで拭き取ります。わたしは日頃はティッシュで拭き取っています。
〈週3回〉排水フィルターの掃除
排水フィルターは、下水とつながっている洗濯機下部にあるフィルターです。
取り扱い説明書のお手入れ方法を確認すると、排水フィルターの掃除は週1回となっていました。我が家では週3回の頻度で行っています。
その理由は以下の3点です。
- 燃えるゴミの回収が週3回
- こどもの食べこぼしが頻繁に残っている
- 以前排水フィルター掃除を怠り、大変なことになった
週1回って結構意外と忘れます…月曜日って決めても祝日で朝から出かけてしまったりバタバタしていてうっかり忘れてしまうこともあると思います。
脱衣所のゴミ箱からゴミを回収する際に、この排水フィルターやお風呂の排水溝、洗面台の排水溝の掃除をします。
掃除で出た髪の毛やぬめりを拭き取った臭いティッシュなどをそのままゴミ袋に入れられます。これなら忘れないし、汚れたものをその場で捨てられるのですっきり。
面倒な掃除は「何かのついで」「アクションの流れの中で」行うと簡単に済みます。
〈新しく詰め替える時〉自動投入タンクのお手入れ
NA-LX129ALには、洗剤や柔軟剤の自動投入機能がついています。1代目にはついていなかった機能で、購入前は「なくても良くない?」と思っていました。しかし、今では自動投入は神です!笑
洗剤を入れるなんてたいした手間ではなかったはずですが、「スイッチを押すだけで他は何もしなくてもいい」というのは、思っていた5倍以上快適です。
ですが、ここも掃除が必要。取り扱い説明書では、洗剤の銘柄を変える時や3ヶ月に1回と書かれています。
3ヶ月に1回も忘れちゃう笑
わたしは洗剤や柔軟剤限らずあまり冒険せずにずっと同じものを使い続ける人間なので、洗剤の銘柄を変えることはほぼなし。ですが、新しいパッケージから補充する時に自動タンクのお手入れをすることにしています。
自動タンクのお手入れもとても簡単です。
詳しいやり方は取り扱い説明書を見ると載っています。また、NA-LX129ALは操作盤が液晶のタッチパネルです。
そのため、わざわざ取り扱い説明書を引っ張り出さなくても、操作手順が液晶で見られるのでとても便利です。
わたしのように毎回取り扱い説明書を出すのが億劫→だから掃除もしない、というズボラな方は、ちょっと高くなるけれど液晶のモデルがおすすめです!全部やり方をイラスト付きで説明してくれます笑
そして最近はこの自動投入の洗濯機が増えたおかげで詰め替えのパッケージ容量も増えました。大きいと補充するのも楽チンです。
自動投入で使える柔軟剤の銘柄は、ホームページなどで確認してくださいね。
Panasonicが発表している自動投入タンクに入れられる柔軟剤一覧はこちらです。参考にしてください。
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〈汚れが気になった時〉の諸々
最後は前回いつやったかわからないけれど、汚れが気になったらやっておこうかなという掃除の紹介です。
乾燥フィルターの水洗い
基本的には乾燥フィルターは、乾燥後についているほこりを落とすだけでOKです。しかし、徐々に細かいほこりがフィルターに目詰まりしてくることがあります。
フィルターが目詰まりすると、空気の流れが悪くなるため乾燥に時間がかかるようになります。ふと時間ができた時や、乾燥している時間が長くなったと感じた時に、フィルター2個とも水洗いしています。
お風呂用の洗剤や台所用の洗剤にちょっとの間浸しておいてもいいと思います。
何ヶ月かに1回と決めておらず、目詰まりが気になった時や乾きが悪いと感じた時にやっています。おそらく3〜4ヶ月で1回くらいの頻度かと。本当に適当です。
ドアのゴムパッキンのほこり取り
ドラム式洗濯乾燥機のドアの内側にゴムパッキンがついています。意外のこの裏側やちょっとした溝にほこりがたまります。
ここも「ほこりたまってるなぁ」と思ったらほこりを取り除いています。乾燥まで終わってほこりがカサカサ(ガビガビ)になっていると取りにくいです。洗濯と脱水が終わった後、洗濯槽に水気が残っている時に掃除すると、とても綺麗になります。
絞ったタオルやティッシュなどで内側を1周ぐるっと拭き取ると結構なほこりが取れます。細かい溝にはまっているほこりは綿棒や楊枝などで取るとすっきり。結構取れるので意外と楽しいです♪
槽洗浄
約11時間ほどかかる槽洗浄。我が家は6人家族。毎日洗濯から乾燥までフルで使用しているため、なかなか確保しにくい時間です。
そのため洗濯物が少なく洗濯機をまわさなくて良い日に決め打ちで槽洗浄しています。我が家の場合、パパ梨の出張の日に行うことが多いです。
取り扱い説明書を見ると、本来は黒カビが発生した時だけやれば良いようです。しかし、洗浄剤を入れて11時間しっかり槽洗浄するとこもった匂いなども消えて本当にすっきりします。
なので、わたしとしては定期的にやっています。
もっと短時間でできる槽洗浄や湿気が気になる時の槽乾燥など様々なメンテナンスコースが用意されているので、これからは色々試してみようと思っています。
乾燥経路のほこり取り
乾燥フィルターを外すと、その手前側にホースのようなものがつながっています。ここは乾燥した空気が流れてくる場所なのですが、結構ほこりがたまります。
ホースの入り口にはプラスチックのカバーがついているため、そのホースの内側を掃除するのはなかなか困難です。またカバー近くのほこりはなんとか手を隙間にねじ込めば取れますが、そこ以外は無理!
そこでおすすめなのは、「おそうじブラシ」です。Panasonicが公式で発売しているものがありますし、互換性ありとして他のメーカーで発売しているものなどはあります。
おそうじブラシを使えば、ホースの奥の方まで届きますし、ふわふわのほこりがたーくさん取れるので1度やるとハマります笑
ブラシを乾燥経路内に落とさないように注意と書かれていますが、カバーの隙間は結構細いです。そのため、このおそうじブラシが隙間から落ちることはまずないように感じます。
乾燥経路のほこりが減ることで、乾燥時間も短くなるので電気代の節約にもつながります。たまに覗いてみてほこりが気になった時に掃除してみてください。
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ドラム式洗濯乾燥機を1日でも長く使うためのメンテナンス
ドラム式洗濯乾燥機は本当に高いですよね。特にわたしの大好きなPanasonicは、元々高い上に値下げをしなくなり、既存品も値上げを発表していました。買うには勇気のいる金額です笑。
家電10年とよく言われますが、毎日水に触れ熱を使うドラム式洗濯乾燥機の寿命は7年ほどと言われています。
我が家の1代目のドラム式洗濯乾燥機は5年でヒートポンプがダメになり、修理をしました。しかし、一度分解したことやその後の引っ越しによる移動などで、以後もあまり調子が良くないまま7年で買い替えました。
今の2代目はおよそ380,000円で購入。7年使えば1年あたり約54,000円、8年使えれば約48,000円で使える計算です。1年でも1日でも長くいい状態で使いたい、切なる願いです笑
日々のちょっとしたお掃除を続けるだけで、ドラム式洗濯乾燥機の寿命は確実に長くなります。
ドラム式洗濯乾燥機は高い買い物ですが、乾燥が終わった後の洗濯物はふわふわほかほかでとっても幸せです。
ちょっと調子が悪くなると、乾燥が終わったはずなのに生乾きだったり、脱水時の音がものすごいことになります。
これらは、ドラム式洗濯乾燥機の中に長年蓄積されたほこりが原因のことが多いようです。日々の掃除で、蓄積してしまうほこりの量を少しでも減らして、長いお付き合いをしたいものです。
そして、どうしても洗濯機内部の汚れが気になった時は、お掃除のプロにおまかせするのが安心です!
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