プランターや畑で育てているスイカ。あと少しで収穫!というところでダメになってしまったことはありませんか?
我が家は去年、収穫間際まで大切に大切に育てていた大玉スイカを丸ごとダメにしてしまいました。原因はカラスかもしくはハクビシン。中身を綺麗にくり抜かれて食べられてしまいました。
今年はきちんと対策しようということで色々考えて探した結果、たった2つの方法でスイカを守ることに成功しました。
最終的に効果的なのは物理的に守ることなのだと実感しました。収穫した完熟スイカを堪能したい方はぜひ最後までお読みくださいね。
畑全体をぐるっと網で囲む
ハクビシン対策で毎年とうもろこしの畝まわりには、ネットを張っています。とうもろこしを守るためになくてはならないのがこの動物防除ネットです。
しかし、今年はミニトマト、きゅうりがハクビシンと思われる動物の被害に…周りの畑でもナスや同じくミニトマトがやられているようでした。このままだと畑全体がやられてしまいます。
そのため、とうもろこしの畝だけでなく借りている部分全体を害獣用ネットで囲ってしまうことにしました。
わたしたちがお借りしている畑の面積はほぼ正方形の25平米です。なのでざっと害獣用ネット20mほどあれば畑全体を囲えます。去年害獣用ネットは50mほどのものを買っているのでまだまだ余っています。
あとは、2100mm(直径20mm)の長さのイボ支柱と菜園かんたんパッカーを買い足して、畑全体を囲いました。
ハクビシンは高くジャンプするような動物ではなく、どちらかといえば穴を掘るのが得意な動物です。そのため、高く囲むよりは足元に15cmほど余裕を持たせてネットを張るのがおすすめです。
動物防除ネットは一見大掛かりですが、1回やれば終わりです。ネットで囲ってからはミニトマトやきゅうりがやられることはなくなり、効果を実感できています。
\スイカを守る物理的秘策に重要なアイテムたち/
カゴをひっくり返してかぶせるだけ
セリアで購入したプラスチックのバケツ型のカゴ。これが良いと思った点は主に4つあります。
- 風通しが良い
- 光も通す
- 安い
- 軽い
- Uピンで固定しやすい
スイカは水分が多いせいか風通しが悪くなると、一気にカビたり腐ったりしてしまいます。去年、大きなスイカをハクビシンかカラスにやられた後、残っているスイカに対してカゴをかぶせたり、網で覆ったり策を講じました。
しかし、しっかり覆ったスイカはすぐ腐るという結果に…しっかり保護しつつも、風通しや光が通るのはとても大事なんだと実感しました。
セリアに行ったら、白くて軽くていい感じの大きさのバケツを発見!空気もばっちり通るカゴタイプのものです。覆った後でも中のスイカを確認できます。
白といっても半透明ですし、光もばっちり入ります。しかも100円でお得!
最初は「スイカを守るためにスーパーのカゴをひっくり返して被せている」というネットの記事を見てこれを真似しようと思いました。
しかし、スーパーの買い物カゴって結構高いんですよね。セリアのこのカゴで十分すぎるくらい。むしろ底が丸くちょうど良い大きさです。
早速カゴをひっくり返してスイカにかぶせてみました。
スイカと繋がっている茎を傷つけないようにふわっとかぶせて、2ヶ所ほどUピンで止めたら完成です!
畑のスイカは果たして守られた?
カゴをかぶせて、大きくなるのをじっと待った結果…
カゴめいっぱいに大きく成長したため、試しに収穫してみることに。家に帰ってパカーンしたところ、ちゃんと赤くなっていました!!
多少皮が分厚いですが、味は甘くてとても美味しかったです。
今年育てているスイカは、夏の初めにこどもたちが食べたスイカの種を発芽させて植えたものです。品種は不明ですが、大玉のスイカであることは確かです。
サイズから言うと、セリアのカゴは大玉スイカを守るには少し小さいかもしれません。しかし、小玉スイカやこぶりのスイカでもいいやと思えば十分でした。
畑にはあと3つのスイカがカゴに守られて元気に成長しています。害獣用ネットで畑自体を囲うだけでもハクビシン対策としては十分だったかもしれません。
しかし、もしかしたらカラスにやられた可能性もあったので、カゴと動物防除ネットで対策してみました。試行錯誤のおかげで畑のスイカは2重の防御で無事に収穫まで辿りつきました。
畑やお庭で育てているスイカを害獣被害から守りたいと考えている方は簡単なので、ぜひ試してみてください。
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