【枯れたら終わりはもったいない?】切花のバラを楽しむ挿し木の方法を紹介

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家庭菜園

先日めでたく誕生日を迎えました。4月末〜5月にかけて誕生日の親族が多いのですが、久々にじぃじやばぁば、弟家族も誘って大人数でお祝いをしました。ちなみに次男・チビ梨とわたしは同じ誕生日です。

ちょっとおしゃれな日本料理屋をお誕生日のお祝いとして予約したのですが、誕生日の人数分「一輪のバラ」を用意してくださったんです。

そのバラが「ピーチアバランチェ」という品種で、薄いアプリコットの綺麗なバラです。

元々バラは好きで今も庭に7〜8本植えているのですが、小さいこどもがいると気になるのがバラのトゲです。ピーチアバランチェは綺麗に処理されているのかもしれないけれど、見た感じあまりトゲトゲしている感じがなかったのです。

そのため、育ててみたい欲が沸々と湧いて、挿し木をしてみることに。簡単にできる挿し木の手順を紹介します!

不覚にも挿木を早く試したくて、ピーチアバランチェの花自体の写真を撮り忘れましたT^Tトップ画像は我が家の庭に咲いている「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」です。

バラの挿木のやり方を紹介

バラの枝を挿木用にカットした様子

挿木って難しそう…面倒…と感じる方も多いと思います。色んなサイトを見て感じたことは「挿し木って気を使うことが多くて大変だな」ということ。

無菌状態の方がいいから赤玉土でやりましょう、よく切れるハサミで切らないと失敗するなどなど。とにかく面倒なことがたくさん書かれています。

しかし、本当にそこまで神経質にやらないと成功しないものなのかなと疑問に思ったわけです。わたしみたいな大雑把な人間がやっても成功するのかみていきたいと思います。

というわけで、使うものは家にあったものばかり笑。このために買い足したものはなしで、まさに適当に挿し木に挑戦していきます。

バラの挿木をするために用意するもの

  • 挿木するバラの枝(今回は切花のピーチアバランチェです)
  • ポット
  • ルートン(発根促進剤・あればでOK)
  • 発泡スチロールの箱(保湿できるもの・あればでOK)
  • ハサミ(わたしはキッチンバサミを使いました!)

よく野菜の苗を買うのでポットは洗って取ってあるので、それを使用しています。また、土は庭に置いてあるプランターの土をちょこっと拝借しました。

発根促進剤のルートンは5年以上前に買ったもの。効果残っているかしらね笑。

こんな感じでゆるく新しいものは買い足さずにどこまで成功するのか試してみます。

バラの挿木の手順

  1. ポットに土を入れて、底から流れ出るくらい水やりをしておく
  2. 1本の枝の中に節が1〜2個あるように、枝を切る
  3. 葉がついている場合は全て半分程度残して切る
  4. 土に挿す側(下側)の切り口を斜めにする
  5. 斜めの切り口にルートンをつける(わたしは直接ボトルに枝を入れてつけています)
  6. ポットの土に挿す
  7. 発泡スチロールの中に入れて根が出るまでじっくり待つ

最初にしっかり土を濡らすこと、根が出るまでは土の水分を切らさないことが成功の秘訣です。こまめに水やりするのでも良いですが、根がしっかり生えるまで枝はあまり動かさない方が良いみたい。水やりする時は注意してください。

わたしは水やりをしなくて済むように保湿できる発泡スチロールの中で発根を待ちます。きちんと蓋をしておけば、箱の中は高湿度に保たれます。

光が当たらないと育たないのでは?と心配になりますが、発根する時には必要なし!水分をしっかり維持する方が大事です。

また、葉っぱがたくさんついていると、葉っぱから水分が蒸発してしまいます。葉っぱの面積が広いと水分不足になり、発根がうまくいかない場合があります。

しかし、発根後の成長には、光合成が必要です。なので、全部丸坊主にせず葉の半分だけ残すようにしています。

ルートンは発根促進剤の粉です。わたしが購入したのは5年以上前なのでもう効果も薄れているかもしれませんが、おまじないがてら直接ちょんちょんとつけておきました。なければつけなくても大丈夫です。

挿木から2週間が経過、まだ見た目に変化なし

挿木の様子

挿木をしてから2週間が経過しました。見た目の変化はほぼなし。ここで枝を抜いて確認したくなりますが、じっくり我慢…

抜いてしまうと、まだ弱い根が切れてしまう可能性があります。見た目で明らかに枯れていなければ放置が鉄則です。

ここからさらに2週間ほど経って、挿木をして1ヶ月が経過すれば、何らかの変化が現れるんじゃないかなと楽しみに待つことにします。

今回はバラの挿木を神経を使わずに大雑把にやったらどのくらいうまくいくのかを検証してみました。きちんとした手順を踏むと、挿木用の土を買ったり、新しいカッターの刃を使ったりと、結構気を使う挿木の作業。もちろんその方が確実に成功すると思うのですが、わたしのような大雑把なやり方でもできるならいいなと思って始めてみました。

成功するか、失敗するか。またこのブログで追って紹介していきたいと思っています。

バラの挿木と一緒に挿木(挿芽?)したミニトマト

挿し芽したミニトマト

実はバラの挿木をした同じタイミングで、ミニトマトも挿木しました。正確には挿し芽というのかな。ミニトマトは上に上にと育てていくのが王道の育て方です。

しかし、成長していくと、「脇芽」が生えて、横に横にと広がろうとします。脇芽を放置しても、実はできます。でもプランターなどの限られた土量で栽培している場合は、横に広がることに栄養がいってしまい、実がならない可能性があります。

さらに、どこの枝がどこから伸びているのかわからなくなりお化け状態!茎を整理しようにもどこをカットして良いのやら途方に暮れます。脇芽を放置すると管理が大変なので注意してくださいね笑。

お化けにならないように、成長して脇芽が出てくるたびにしっかり脇芽を摘むのが大事です。ミニトマトは生命力に溢れる野菜です。この摘んだ脇芽は土に挿しておくと、根が張り、成長していきます。

バラの挿木ポットと一緒に発泡スチロールの中に入れて、2週間が経過したミニトマトの挿し芽苗。芽は綺麗な緑色ですししおれていません。そして芽の根元を触ると、しっかり抵抗がありどうやら発根している気がします。

一度やってみたかった、培養土の袋でそのまま野菜を育てるやり方に今年はこの苗で挑戦したいと思って、トマト用の培養土も購入済みです(^^)挿し芽自体はまだまだひよっこなのでもう少し大きく成長したら、培養度袋栽培へ切り替えます。また植え替えする時にレポートさせてくださいね。

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