「か行」が言えないこどもの練習方法公開!

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チビ梨(長男)

赤ちゃん言葉ってとっても可愛いですよね。わたしは自分自身もうっかり赤ちゃん言葉を使ってしまう完全に痛い大人ですが笑、小さなこどものつたないしゃべり方が大好きです。

あどけない感じが可愛いし、一生懸命話している姿にきゅんきゅんします。長男・チビ梨は、年長の歳ですが、「か行」が発音できず「た行」になってしまいます。

  • かめ→ため
  • たこ→たと
  • おかか→おたた

先日、市の取り組みの一環で、言語聴覚士の先生が幼稚園を訪れ、年長の児童を集めて発語チェックをしてくれました。もちろん、引っかかります笑

引っかかった後、我が家ではどうしたか、現在チビ梨のか行はどんな感じかお伝えします。

幼稚園での言語検査にひっかかる

市からもらったお知らせ

か行が言えていないのはずっとわかっていましたし、まだ年長さんだしそんなものかなと思っていました。実際改めて「か行が言えていません」とプロに言われると凹みますね。

そのうち治ると思っていたけれど、おそらくもう自然に治る時期は過ぎてしまった、ということだと感じました。ここからは治すためには訓練が必要、とのニュアンス。

検査の結果は、様子見、市役所にて相談、専門的な機関で指導の3段階で表されていましたが、チビ梨は真ん中の相談機関にて相談に○がついていました。

どんなふうな訓練をするのかもちょっぴり興味があったので、市役所に電話でもしようかなと思っていたのですが、ここでふと救世主の存在を思い出しました

仲良しのママ友が言語聴覚士

家族ぐるみで仲良くしてもらっているおうちのママが、なんと言語聴覚士なのです。以前リハビリ関連の仕事をしている、と聞いていたのですが、最近になって詳しく聞いたところ、こどもの吃音などの指導をしているそうです。

チビ梨とも仲良しのママで、今までも普通に会話しているのですが違和感を持ったことはあまりなかったそう。

でも今度時間取ってくれたら見るよ〜!と温かい手が差し伸べられたのです。優しい!

こうして、ママ友のこどもたちが習い事に行っている時間にチビ梨を見てくれることになりました。1回見てもらって、どの程度で治りそうか見通しを示してもらったら、あとは市役所で相談しようかなと思っていたのですが、現在週1で我が家でレッスンしてくれていますT^T

た行とか行の違い

わたしも専門ではないので、全部ママ友から聞いた話をかいつまんでまとめます。間違っていたらごめんなさい。

「たちつてと」は、舌の先を使って発する音、「かきくけこ」は、舌の奥を使って発音する音だそうです。一般的にはたちつてとの方が簡単に言えて、かきくけこはコツがわからない子もいるみたい。

舌のどこで発音するのか、コツさえ掴めればすぐ治るよ、とのことでした。

レッスン内容について

宿題のプリント

1週目のレッスンでは、鏡を持って色んな音を出していました。「た」の時の舌の位置、「か」の時の舌の位置だけでなく、大きなお口を開けて発声練習のようなことをしていました。

次にからすの鳴き真似するよ〜と、ひたすら「かーかーかー」「かーかーかー」と何度も練習。その時点で、ちゃんと「か」と言えていることに衝撃を受けました。からすはずっと「たらす」でしたし、「たーたー」と言っていましたから。

最後は、「かーかーかーかもめ」「かーかーかーかえる」みたいな練習をして30分終了です。今まで全く発音できていなかった「か」が言えるようになり本当にびっくり!チビ梨も嬉しそうです。

それから宿題として1日5分、毎日じゃなくてもいいからやってみて、と「か」のつく言葉がいっぱい載っているプリントもくれました。また、今はその5分以外の会話で「か」が「た」になってしまっても、わざわざ直そうとしなくていいよとアドバイスもいただきました。

2週目は、わたしがミニ梨の習い事の付き添いで出ていたのですが、「き」の練習をしたとのこと。また、真ん中に「が」がくる言葉、例えば「ありがとう」などは苦手なようで「ありだとう」になりがちだからそれを練習してね、とのことでした。

3週目は、「こ」の練習。これもやはり、最初にこがつく言葉はだいぶ意識できるようになりましたが、「だいどころ」や「まごころ」など、言葉の途中に入るとやはり意識できずに「だいどとろ」「まどとろ」となってしまうみたいです。

練習の成果が出てきている

練習の成果が出て嬉しいお顔

1回目の練習で今まで全く言えてなかった「か」の音が出せるようになりました。日常会話ではわざわざ直さなくていいと言われていたので、1日5分の練習の時以外はあまり気にしていませんでした。

からすの鳴き真似をやってからだと「か」の音を出せることがわたしもわかったので、練習の時も一緒に「かーかー」言いながら取り組みました。

先日ふと話している時に気づいたのですが、ちゃんと「か」と日常会話の中でも言えていました!まだまだ「た」となっていることも多いのですが、日常会話のような意識していない時でも「か」の音が出せるようになってきており、練習の成果を実感しています。

3週目のレッスン終了後には、これからは日常の会話でももし気づいたら少しずつ指摘してあげて、と言われました。ついつい家事をしながら、ベビ梨の面倒を見ながらの会話になってしまいがちですが、これからはチビ梨との会話で、わたしも意識してみようかなと思います。

次がレッスンラスト

Happy

6月いっぱい毎週見てくれたママ友とのレッスンも来週で最後になります。チビ梨も、大好きなママ友が来てくれるのを毎週楽しみにしていたので、この時間がなくなっちゃうのはちょっとさみしいようです笑

1回で「か」の音を出させてくれた言語聴覚士のママ友には、感謝感謝以外の言葉がないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

以前はよくわたしやパパ梨に聞き取ってもらえず、癇癪を起こしたり、「ためのたー」(本人は言えているつもりだけど言えていない、実際は「かめのかー」)と、他の言葉で一生懸命説明してくれたことが懐かしいです。

ちなみに、幼稚園から持ち帰ったプリントの最後には、「言語検査で課題のあったお子さんについては、就学後に再度、検査をさせていただきますので、ご承知おきください」と書かれていました。いや、いいんだけどさ、なんか怖いと思ってしまったのはわたしだけでしょうか笑

今は卒業していますが、チビ梨は指しゃぶりっこです。指しゃぶりをしていると、歯並びに影響する以外にも舌がうまく使えない子も多いみたいです。口が日常的にポカンと空いている子は、舌が正しい位置にない可能性があるので意識してあげるといいみたいです。

▼歯医者さんの一言で指しゃぶりをやめたチビ梨の話はこちら

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