とうもろこし収穫のためにやっておくこと3選

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家庭菜園

これからが夏本番という7月初旬。夏野菜の収穫が本番!と思いきや、早め早めに種まきをしていたわたしたちのファームでは、すでにとうもろこしの収穫がほぼほぼ終わりました。

枝豆とズッキーニも全ての収穫が終わっており、あとはミニトマトとオクラ、スイカ、きゅうりが少し、といった感じです。

さて、とうもろこし栽培は難しい、と色んな方から聞いていました。実際、去年庭のプランターで育てた時は、受粉がうまくいかなかったこと、また土が少ないこと、栄養不足だったことなどなどで収穫したとうもろこしは食べられませんでした。

今年ファームではたくさんのとうもろこしが収穫できました。朝採れ新鮮そのもののとうもろこしは甘くてとても美味しかったです。

甘くて美味しいとうもろこし収穫まであとちょっと!という時にやっておくべき3つのことをまとめます。

しっかり受粉させる

とうもろこしの雌花

とうもろこしが植えられているのを見たことはある方も多いと思います。頭のてっぺんのすすきのようなものがとうもろこしの雄花です。雌花は、その下の方にある金色の髪の毛のようなものです。

とうもろこしが自家受粉なので、上の花粉が下にある雌花にくっつけばOKです。

金色の髪の毛(雌花)1本1本がとうもろこしの実とつながっています。綺麗にならんだ黄色い実がつまったとうもろこしを作るためにはしっかり金髪1本1本に受粉する必要があるのです

上から下の花粉の移動なので、基本的には何もしなくても通常は受粉できるかなと思います。ですが、心配なら雄花を切って、金髪にちょんちょんと花粉をつけてあげるとより確実に受粉できます。

しかし、暑くなってくるとこの雄花に害虫がつきやすくなります。アワノメイガという蛾が卵をうみつけにやってくるのです。

受粉が完了したら雄花を切り落としちゃいましょう。害虫の被害を最小限に防げます。

おすすめは、早めに植えて早めに収穫を終えるように計画することです。そうすると、アワノメイガの被害に合う前に受粉が完了し、収穫まで辿り着けます。わたしたちは、アワノメイガが卵をうみつける前に収穫が終わったので、虫食いゼロの綺麗なとうもろこしが収穫できました。

収穫のタイミングは、サラサラの金髪が全てベタベタゴワゴワの茶髪になってからです。

ネットを張る

購入した動物防除ネット

お借りしているファームは、周りは田んぼ、裏は山といった場所です。なかなか田舎なので、動物が住んでいます。

この地域ではとうもろこしを狙ってやってくる動物の中に、ハクビシンがいるとのことです。実物は見たことないのですが、同じファームを借りているおじいちゃん達がみんな口を揃えて「とうもろこし育てているならハクビシンに注意だよ」と言っていました。

「ちょっとしたネットで囲っても、破られたり下の土を掘って侵入するから、ちゃんとしたネットを買って、地面にもしっかり刺した方がいいよ」とアドバイスももらいました。

というわけで頑丈な害獣用のネットをカインズで購入して、ネットと土の間にも隙間ができないようにしっかりピンで止めて、さらに土もしっかり被せました。

この作業が本当に重労働で、熱中症になりかけましたが、おかげでハクビシンにもやられることなく済みました。

家庭菜園などで簡単にやる場合や、本数が少ない場合は水切りネットや洗濯ネットなどをとうもろこしの実の部分にかぶせておくのも有効です。

追肥する

収穫まであともう少しのとうもろこし

とうもろこしは肥料食いの野菜と言われています。美味しい実のためには多くの肥料が必要になります。そのため、受粉の頃に追肥しておくと良いと言われています。

でも見た目で判断するのってとっても難しく、わたしにはまだ追肥のタイミングがイマイチわかりません…

結局わたしは追肥が必要と言われたから、やったという感じ。最初に土壌改良の際に買った鶏糞が少し余っていたから使い切るために追肥した、という超適当な追肥でした。

結果はとても甘くて美味しいとうもろこしが収穫できたから、肥料の量は足りていたのかなと考えています。他にも肥料対策として枝豆を一緒に植えていたことも一定の効果として現れたと考えています。

枝豆などのマメ科の植物の根には、地中の窒素を固定して栄養にできる根粒菌が存在します。自分で栄養を作り出して成長できるのです。

近くに植えていたとうもろこしは枝豆の恩恵も受けられていたようです。

おまけ・とうもろこしの簡単な茹で方

簡単なとうもろこしの茹で方

ここでは、とうもろこしの簡単な茹で方を紹介します。茹でるといっても鍋は必要ありません。

  1. とうもろこしのまわりの皮を全てむいて、ひげもむしり取ります。
  2. 全体を水で濡らし、ラップでぴったり包みます。
  3. 電子レンジ600Wで2〜3分チンする(途中1分半前後でひっくり返す)。
  4. 粗熱が取れるまでラップは外さないで置いておく。

大きな鍋もお水も必要なく、レンジで3分でできるのでとても簡単です。朝採れでとても柔らかいので、2分くらいでも十分かもしれません。

この後はそのまま食べても良し、網の上で焼いても良し、実をバラバラにして冷凍するも良しです。

とうもろこし栽培大成功、来年もやりたい度No.1

実がびっちり詰まったとうもろこし

ファーム1年目で、全てが試行錯誤で進めていましたが、とりあえず大成功と言っても過言ではないとうもろこし。心配していたハクビシンも、きちんと害獣用のネットを張っていたおかげで被害に遭わずに収穫まで辿り着きました。

早めに植えて、早めに収穫する作戦のもと、3月中旬に種まきをしました。1回は寒さにやられほぼ全滅したものの、早めに始めていたからこそ十分に巻き返せました。虫の被害もほぼなかったので、来年も同じように早め早めに作業を進めていきたいと思っています。

これからは、冬野菜の準備のためにとうもろこし&枝豆を育てていた部分を一旦休ませて耕し直したいと考えているところです。次は何を植えようかなとわくわくしています。

とうもろこし&枝豆の後作におすすめの野菜があればぜひ教えてください(^^)

▼枝豆ととうもろこしを一緒に育てているワケとは

▼ファームの土壌改良の様子はこちら

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