実はずっと挑戦してみたかったけれど、まだやったことなかったミニトマトの袋栽培。ホームセンターへ行くと袋で育てているミニトマトが並んでいて、興味のある方も多いのではないでしょうか。
ミニトマト、最近は値段が少し落ち着いてきましたが、ここ1年ほどミニトマトとっても高かったですよね。
お弁当の隙間を埋めるにも重宝しますし、こどもたちが大好きなのでおやつにも最適です。
借りているファームでもミニトマトは育てているのですが、庭にあれば欲しい時に収穫して食べられる!しかも完熟トマト♡
というわけで、こどもたちと一緒にミニトマトの袋栽培スタートです!なんでもお手伝いしたいお年頃・2歳のベビ梨と、ビックシスター・8歳のミニ梨にもお手伝いしてもらいました。
ミニトマトの袋栽培で用意するもの
本当に簡単にできる、ミニトマトの袋栽培。用意するものはコチラです。
- ミニトマトの苗
- 培養土
- はさみ
- キリ
- 移植ゴテ(小さなシャベル)
- ジョウロ
- 支柱(100〜150cm程度あると良いです)
ミニトマトの苗は脇芽から作ったコ
今回用意したミニトマトの苗、今回自分で作った苗になります。
どのようにして作ったかというと、先にファームに植えてあった元気いっぱいのミニトマトの脇芽を土に挿して作ったものになります。
ミニトマト栽培する時に、真ん中の主茎と葉の間から斜め上に伸びていく脇芽は不要なものとして取り除く必要があります。普段はそのままポイっと捨ててしまうのですが、これを土に挿しておくと簡単にミニトマトの苗が作れるのです。
以前、バラの挿し木に挑戦した時に一緒にひっそり作っていたのがこのミニトマトの苗になったわけです。良ければ以前の記事も見てみてください(^^)v
▼バラの挿し木は失敗、でもミニトマトの挿し芽から苗ができた話▼
袋栽培は捨てられる土がおすすめ
個人的にですが、捨てられる土で栽培するのがおすすめです。土って通常のゴミのように処分できないってご存知でしたか?
庭があったり、畑を持っているとかでないと、土の処理ってなかなか難しいと思います。永遠に使えるならまだしも、どんどん栄養がなくなってしまい土が痩せてしまうので、基本的には1回限りの使用になります。
捨てられずに溜まってしまうなんて困りますよね。
なので、わたしは特に袋栽培では、捨てられる土がおすすめです。わたしは、ココヤシピートやハスクチップというココナッツの繊維から作られている、「カゴメそのまま育てるトマトの土」というものを購入しました。
これがあればプランターを買う必要がないですし、使わないシーズンの保管場所にも困りません。ミニトマトの収穫が終われば、そのまま燃えるゴミとして処分できるので、とても楽です。
しかも、植物の繊維などから作られているのでとても軽いです。この15L用の袋で約3kg。生まれたてのベビーと同じくらいの重さしかありません。
また、ちょっと小さめ(7L)ですが、デルモンテからも同じようなミニトマト栽培用の捨てられる土が売っていたので、合わせて紹介します。
7Lなのでちょっと小さめですが、ミニトマトをコンパクトに育てたい場合はこれくらいで十分かも。たくさん収穫したいという方は15Lでやってみてください。
ミニトマト袋栽培の手順
手順といっても本当に簡単。特に袋栽培専用として売っている袋には、穴あけの場所や植え方などが書かれているのでそちらに従って行えばOKです。
- 土をトントンと下に落として、袋の上部をはさみで切る
- 袋の上部を2〜3回外側へ折り込む
- キリで袋の下側に7〜8箇所穴をあける
- 土全体が濡れるようにたっぷりと水をあげる(あけた穴から水が流れ出すくらい)
- 植える部分にミニトマトのポットと同じくらいの穴をほる
- ポットから苗を出す(できるだけ土を崩さないように注意)
- 穴に苗を入れてしっかり圧着させる(袋の土とポットの土の間に隙間がなくなるように)
- 支柱を立てて苗を縛って完成
キリはちょっと危なっかしいですが、袋に穴を開ける作業、ジョウロでの水やり、植えた苗をぎゅーと圧着させるなどは2歳のベビ梨が張り切ってやっていました。
8歳のミニ梨は去年学校でもミニトマトを栽培していたこともあり、ポットから苗を出すのも完璧でした。
ミニトマト栽培のポイントとは
ミニトマト栽培はとても簡単なのですが、いくつか注意するポイントがあるのでまとめて紹介しておきます。
水やりの頻度は?
ミニトマトは基本的にはあまり水やりも必要な野菜と言われています。葉先が下にしなっとなってからの水やりでもOKです。
土って表面は乾いていても、ちょっと掘ると濃い茶色の土が出てきます。意外と湿っているんです。
土が乾いているのかわからない、水やりをしていいのか悩むという方は、端っこの土に割り箸をぐぐっと挿しておくと便利です。乾いているかもと感じた時に、引っこ抜いてみましょう。割り箸が濡れていれば、まだ水やり不要です。
簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
脇芽は取り除く
ミニトマトは成長していくと、主茎と葉の付け根から斜め上に伸びる枝が出てきます。これは脇芽(わきめ)と言います。
ミニトマトを育てるポイントは脇芽をこまめに摘むことです。脇芽は成長が速く、1週間も放置すればびょーーんとめちゃくちゃ大きく伸びてしまいます。
プランターや袋栽培などの少ない土でミニトマトを栽培する時は、この脇芽にたくさん栄養がいってしまうと、主茎の実が育ちにくくなります。
脇芽を見つけたらなるべく小さいうちに取り除きましょう。
大きくなってしまうと、ついついもったいないなと思って摘むのを躊躇してしがちです。そうなるといろんなところから茎がびょんびょん伸びるお化けミニトマトになってしまうので注意してくださいね。
最初の花に実ができることが大事
ミニトマトは、最初に咲いた花がきちんと受粉して、実になることが大事なんだそうです。これが実として成長すると、他の花や、あとから咲く花も次々と実になるんだとか。
絶対やる作業ではないですが、もし最初の黄色い花が咲いたら、花の根元をトントンとたたいてみましょう。花粉を散らして受粉を促すためです。
わたしはほぼやったことないですが^^;でも最初の花が咲くと、ドキドキワクワクしながら見守るようにしています。それさえ実になれば、あとはザクザクと実ができますよ。
2歳児でもできる超簡単!ミニトマトの袋栽培
2歳児でも上手にできる袋栽培、いかがでしょうか。袋栽培はとってもお手軽で簡単、かつ余計なものを買わずに育てられます。最近は支柱の要らないミニトマトの苗も売っています。それなら支柱すら不要!
農薬フリーで育てられますし、完熟を収穫できます。農薬フリーなのでどうしても虫がつくこともありますが、その場合は収穫前日まで使えるというスプレーがおすすめです。
まだ今からでも間に合います。ぜひミニトマトの袋栽培、試してみてくださいね。
▼畑でミニトマトを育てる支柱の立て方を紹介しています▼
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