突然ですがパンは好きですか？
わたしはとっても大好きです(突然の告白・笑)
食事に合うような硬くてナッツなどが入っているようなパンも好きですが、小さい頃から菓子パンやホットケーキなど、卵と小麦粉とバターと砂糖をふんだんに使ったふわふわしたパンが大好きです。あとはさっくさくのクロワッサンとか…
好きなパンを挙げ始めるとキリがないですしお腹もすいてくるのでこの辺でやめておきます笑
一時期(若いころ？)パン教室にも通っていました。通い始めたら作るのが楽しくて楽しくて仕方なかったのを思い出します。
また最後に出来立てのパンをその場で食べるのがなんとも幸せな時間でした。
そんなに好きなら毎日朝はパンなのかと言われるとご飯派です(なぜならご飯も大好きだから)。
そんなにパンが好きで作るのも好きならよく作っているのかと聞かれると、いいえ半年以上作っていませんでした、とこんな感じ。
パン教室へ行くくらいパンを作るのが大好きだったのに、なぜ家で作らなくなったのかなと自分なりに考えてみました。
材料を揃えるのも事前準備も全部自分でやらなくてはいけない
パン教室で教えてもらいながら作る時って、材料は高級品を使っていたり、すでに材料の量がはかってあったりしてくれていますよね。
自分でやるとなると全部材料を揃えるところから始まります。ちょっとしか使わないものを買い揃えたり、たまごなど卵黄だけ使って卵白は使わなかったり、ちょっと面倒なことが増えます。
また教室では教えてくれる先生がいますので手順がわかってなくても完成しますが、いざ作ろうと思うと、「あれ、これいつ入れるんだっけ」とか「硬さってこれくらいだっけ」とか疑問符ばかり。
教室ではあんなに美味しく上手にできたのに、変な形のちょっぴり硬いパンになってしまった。
こんなちょっとした挫折や失敗をしているうちに徐々にパン作りへのテンションが下がってきて今に至ります。
時間がない・場所がないという思い込み
時間がない
こどもが産まれてからは、なかなか自由に使える時間が減ってしまいました。
こどもが昼寝している時間やおもちゃで遊んでいてくれる時間をぜーんぶくっつけてトータルすればたくさん時間はあったのですが、細切れの時間であることがほとんど。
中途半端になってしまうのが嫌で、パン作りをしようとはなかなか思えませんでした。
場所がない
引っ越しして、広いキッチンになったのでそしたらまたそのうちパンを作ろう！そう思ってすでに半年がすぎてしまいました笑
パパ梨も気を遣って、パンこね台とか買ったら？しまう場所もいっぱいあるよ、と言ってくれていたのですが、結局買わず…
引っ越してきてからは仕事もやめているので、時間もキッチンの広さもゲットしたはずなのに笑
引っ越して初のパン作り
そんなママ梨ですが、引っ越してきて初めて！！パンを作りました〜。
きっかけは雑誌に載っていたコッペパンがとっても美味しそうでしかも作り方も簡単そうだった。ただそれだけでした。
そしてパンを作り終わってとっても美味しくできて色々過去を振り返ってみました。
パン作りを振り返ってみる
好きな作業：パンをこねる作業
これが1番好きな作業です笑
ひたすらこねてのばして生地をたたいて…無になれるストレス発散の作業なのです。
最初はベタベタだったり粉っぽかったりするのですが、しばらくこねつづけると徐々に綺麗なふわふわの生地にまとまってきます。
赤ちゃんのふわふわほっぺのような触り心地にやっぱりパン作り楽しいと思えた瞬間でした。
ちょっと苦手な発酵：温度管理をゆるくしてみる
パン教室には立派な発酵機があって、温度や湿度もきちんと管理してくれて、あとは時間さえみておけば良いのですよね。
でもなかなか発酵機を持っているおうちは少ないし、もちろん我が家にもありません笑
電子レンジで代用することもできます。ただ実際パンを焼く時にその電子レンジをオーブンとして使用すると思うので、発酵の時間と具合を見て、途中で出して予熱を入れる作業が必要で何かと面倒です。
わざわざ発酵機に入れなくて暖かい部屋の窓際などに置いておくだけで発酵してくれます。発酵機に入れるよりは時間がかかりますが、その待ち時間に家事育児の残り作業をひとつこなしたり、ベビ梨の身の回りのお世話をするには十分すぎる時間が持てました。
なぜあんなに時間がないと思ってパン作りから逃げていたのでしょう笑
苦手な成形：丸めるだけで完成のパンにする
実はパン作りで1番億劫で苦手な作業がこの成形です。パンをこねる作業は大好きなんですけどね、最後が苦手。
また、こどもに喜ばれるようにくまさんの形にしよう、とか、人にあげるためにおしゃれに編み込みのパンを作ろうと思っちゃうんですよね。
そうすると、ちょっと変な形に焼けたり、いびつになったりが気になってしまって…完璧主義バージョンのママ梨が登場です笑
ただ丸めて焼くだけのパンを焼けば良かったんだなと気付きました。
そう思って過去に家で焼いたパンの写真をスマホで探してみましたが、丸めて焼いただけのパンはまぁ見栄えも良くおいしそう。完成度の高いパンを作ろうとするあまり、大好きなパン作りが億劫になってしまっていたようです。
久々のパン作りはゆるーくシンプルに
手順も簡単、成形も丸めてちょっと形を整えるだけ、という魅力的なコッペパン作り。
買って食べるコッペパンよりも少し重ためな仕上がりでしたが中身がむちっとしていてとってもおいしかったです。見栄えもTHE・コッペパン！完璧でした笑
こうして久々のパン作りはとっても楽しい時間になりました。たまに出てくる完璧主義をちょっとゆるめて、のんびり他の仕事もしながらゆるーく作れるパンが今のわたしにはちょうどいいようです。
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