いよいよあと1週間もすれば夏休み…
こどもたちは幼稚園も小学校もとても楽しんでいますが、やはり長期のお休みはそれはそれで嬉しいようで、指折り数えて夏休みを待っています。
ただ、パパママは大変ですよね。毎日朝から晩まで何して過ごそうか、お昼ご飯どうしようとか笑
今のうちに夏休みのために小ネタをたくさん仕込んでおかねばと思って、ドリルやスマホの写真などを見返しておりました。
そしたら、ちょっと前に長女・ミニ梨がやっていたドリルに「百ます計算」が載っていたので今回はこれを紹介しようと思います。
ミニ梨が毎日ドリルを頑張っている様子はこちら
→おうち学習は続かない?小学生のやる気を維持するためにやっていたこと
百ます計算とは
ご存知の方も多いと思いますが、「百ます計算」とは、縦に10個、横に10個の数字が並んでおり、それぞれ縦と横の数字が交わったますに計算した答えを入れていくもの。足し算、引き算、掛け算、割り算など様々な問題があり、コツコツ行うことで計算力やスピードが養われるものです。
10×10で100マスなわけですが、厳密に100マスでなく、5×5のますでも百ます計算って呼ぶみたいですね。
結構地味で面倒に感じる方も多いと思いますが、全てのますが数字で埋まることで成功体験や達成感を感じやすいということで人気なようです。
「おうちゼミ1年生の学習」で100ます計算に初挑戦
まずは下準備から
長女・ミニ梨は、1年生にあがる前からコツコツと「おうちゼミ1年生の学習」を毎日2ページずつ解いていました。
学習を進めていく中で、「20ますけいさん」が出てきました。縦2×横10のマス目の計算です。初めはやり方がわからなくて戸惑っていました。
ですが、やり方がわかるとあとはひとりで順番にできました。
次に出てきたのは「50ますけいさん」です。縦5×横10のものです。これも数字が全て埋まるのが楽しいようで、頑張って計算していました。
次に100ますたしざんに挑戦
そしていよいよ本番の100ますけいさんのページが出てきました。縦10×横10の足し算です。
一応、目標タイムは10分と書かれていましたが特に時間を測ることなくまずは解いてみました。
今までの20ますけいさんや50ますけいさんと比べるとかなりのボリュームです。50ますまでは一気に解き終えていたものの、100ますとなると集中力が続きませんでした。
なんとか休み休み解き終えたのですが、ミニ梨、一気に疲労MAX笑
おそらく10分どころではなく倍以上の時間がかかったかと思われます。単調な計算になりがちな100ます計算は、そもそも集中力を維持することが大変だと実感しました。
最後は100ますひきざん
その後、またしばらく経ってから100ますひきざんのページが出てきました。おそらく足し算よりも引き算が苦手なので、無理せず一緒にやってみることに。
ひきざんは、1段ずつ答え合わせをしたり、簡単なところだけ飛ばしてやってみたりめちゃくちゃでしたが、なんとか全てのますが数字で埋まりました。
ママも疲労MAXです笑
100ますけいさん、めっちゃ大変…
ママの手作り百ます計算でやる気アップ
疲労しきっていたミニ梨とは対照に、「やってみたーい!」とチビ梨が興味津々でした。そこで、ノートに問題を作ってあげました。
ちょうどよい方眼ノートがあったのでそれを利用して縦11×横7の「オリジナル77ます計算」です。方眼のマス目を使えるのでフリーハンドでもわりと真っ直ぐ線がひけるのでおすすめです。
そこへランダムに数字を書き込めば完成です。
チビ梨は、ミニ梨と一緒になって計算問題をやってみたり、お風呂などで「1+5は?」と問題を出したりしているので、計算とかは結構好きみたいです。
ママの手作り77ますけいさんを楽しそうに解いていました。
そうなると、弟が楽しそうに解いているのが気になって仕方がないお姉ちゃん笑
さっきまでめっちゃ疲れたお顔をしていたのに、「わたしもやりたい!問題作ってー!」って言ってくれたので今度はミニ梨用にも77ますけいさんを作ってあげました。
こどもの集中力に合わせた問題量が大事
どの勉強にも言えることだと思いますが、こどもが楽しいと思えることがまず大事ですよね。
100ます計算が集中力を高めたり、計算力やスピードを高めることにつながるのはわかります。ただ、全員が全員これをやれば良いというわけではないことが改めてわかりました。うちの子に100ますけいさんはボリュームが大きすぎました。
オリジナルの77ますけいさんを作ってあげましたが、これでも最後まで一気にやり遂げる!ところまではいかず、休み休み、他のことに気を奪われつつも解き終えた印象です。
それでも解き終えて、マスが数字で埋まることは嬉しいようで、満足そうにノートを眺めていました。
100ますけいさん•メリット
メリットは何度も書いていますが、集中力が鍛えられること、計算のスピードがアップすることだと思います。
小さい数から大きい数、足し算だけではなく引き算、もっと高学年になったら掛け算や割り算にも応用できます。数字をランダムに書き込むだけなので、誰でもフレキシブルに問題を作ることも可能です。
ノートのマス目が埋まることで小さな成功体験や達成感を得られやすく、次に難しい問題にも挑戦しようという気持ちになると思います。
100ますけいさん•デメリット
単調な作業になるため集中力を養うはずが、集中して取り組めず、ミスが増えることもありました。なので、ある程度コンディションを整えて一気にやり切ることが求められます。
また、取り組みやすい楽しいドリルだとひとりでも進められるけれど、100ますけいさんはその子ひとりひとりの集中力に合わせて問題量やレベルの調節が必要かなと感じました。
また繰り上がり、繰り下がりの有無でだいぶ解きやすさが変わるのでランダムに数字を入れるといっても気を使う部分もありました。
ママお手製百ます計算で長い夏休みに計算力の基礎作り
100ますけいさんって単純な作業なんだけど、やってもらうことでどの程度の量なら集中して続けられるのか?とかどの程度の問題ならサクサク解けるのか?単純だからこそわかりやすく見ることができます。
ミニ梨は本を読むのが好きで、そういう時ってすごい集中しているので呼んでも聞こえないことも多いけれど、計算になるとすぐ注意力散漫になるな、とか。
チビ梨は、思ったよりも数字に強くて結構計算が速いな、とか。でも諦めるのも早いなとか笑
夏休み、毎朝1問ずつママお手製百ます計算問題やってみて、こどもの成長の様子を見てみたいなと思いました。ただそのためには毎日問題を作らないと!なんですけどね、ママが続くかな笑
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