10月に入り、一気に朝晩涼しくなり、日中との寒暖差も大きくなってきて秋を感じる今日この頃。

そろそろ冬野菜たちの植え付け開始!
農薬は使わず、手間のかかる虫除けネットもなるべく使わずに野菜を育てたいわたしは、毎回『コンパニオンプランツ』を意識して植え付けしています。
コンパニオンプランツ(英語: companion plants)とは、農学や園芸学において、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種以上の植物の組み合わせ、またはそれらの植物のこと[1]
Wikipedia
近くに植えるだけで成長によい影響を与えられるなら、ぜひ近くに植えたいですよね。
というわけで、今回は相性がよいと言われている『ブロッコリー×サニーレタス』をどのように植えたかをレポートします。
- アブラナ科:ブロッコリー・カリフラワー・大根 など
- キク科:サニーレタス・サンチュ・春菊 など
コンパニオンプランツの恩恵を受けるには?

コンパニオンプランツとは、近くに植えるとお互いによい影響を与える植物のこと。
しかし、あまりに近くに植えすぎると、根同士が邪魔したり日照不足になったりするので距離感も考えなければなりません。
野菜同士の間隔を手軽に測りたいときに便利なのが、『穴あきマルチ』です。
わたしは、15cm間隔で穴が空いている黒マルチを使用しています。隣同士に植えれば株間15cm、ひとつ飛ばして植えれば株間30cmととてもわかりやすいです。
- ブロッコリー:40〜45cm
- サニーレタス:15〜20cm
\便利な15cm間隔の穴あきマルチ/
ブロッコリー×サニーレタスの配置

ブロッコリーとサニーレタスは相性のよい組み合わせといわれています。
香りが届く範囲に野菜同士を植えないと意味がないため、なるべく近くに植えます。
今回は、ブロッコリー同士を45cm間隔で植え、ブロッコリーの株間にサニーレタスを植えます。ブロッコリーとサニーレタスの間隔は20cm以上あくのでOK。

サニーレタスはマルチの穴は使わず、別途穴を開けました。
また、わたしはサニーレタスがあまり得意ではないため、サニーレタスとサンチュの苗を購入しました。
サンチュはお肉を巻いて食べるのに、我が家ではたまに使います。サンチュもキク科に属するレタスの仲間です。
端から順番に、ブロッコリー・サンチュ・ブロッコリー・サニーレタス・ブロッコリー…のように、アブラナ科とキク科を交互に植えます。
また、ブロッコリーと見た目が似ているカリフラワーもアブラナ科の野菜。
わたしが大好きな野菜でもあるので、別の畝では、カリフラワー・サンチュ・カリフラワー・サニーレタス・カリフラワー…と植えてみました。
【途中経過公開】コンパニオンプランツの効果は?

植え付けから約3週間経ちましたが、はやくもコンパニオンプランツの効果をすこーし実感できたのでご報告です。
アブラナ科のブロッコリーとカリフラワーを育てたくて、アブラナ科の葉を食べてしまう幼虫を忌避する働きのあるレタス科をコンパニオンプランツとして選んでいます。
そのため、苗の数はアブラナ科>レタス科となり、どうしてもアブラナ科の苗が一番外側に配置せざるを得なかったのですが…
レタス科に挟まれた真ん中付近のブロッコリーよりも、端に植えたブロッコリーの方が、葉が少なくなっていました。
もちろん偶然の可能性もありますが、一定の効果はこれからも期待できそうと感じております。
自然の力も活かして、ゆるく家庭菜園

防虫ネットを張れば、一発で解決するのでは?と感じた方もいると思いますが、防虫ネットを張ると、張るのも大変なだけでなく育てていく間も面倒な作業が増えます。
ネットの端を土にしっかり埋めなければならないのですが、大雑把なわたしが行うと隙間が多いのか、防虫ネットの中が虫だらけになったことも。

虫を追い出すために防虫ネットを掘り起こして、埋め直すのが大変。
そのため、防虫ネットを使わずに自然の力?を利用して、ゆるく家庭菜園を続けています。商売をするわけではなく、自分たちが食べられれば十分なので、ゆるくゆるく笑。
生野菜をあまり食べない我が家のこどもたちですが、サンチュでお肉を巻いて食べるのは大好きなようで、先日も大喜びで食べてくれました。
サンチュやサニーレタスをたまに収穫しつつ、大好きなカリフラワーとブロッコリーが大きく成長するのが楽しみです。
▼ニンニクの育て比べ比較▼
▼誰でも簡単!リボーンベジタブル▼
コメント