こどもの指しゃぶりって赤ちゃんのうちはとっても可愛らしいですよね。でも、だんだん大きくなってくると、可愛さよりもやめられるかという不安の方が大きくなってきます。
我が家の長男・チビ梨は、指しゃぶりっこでした。生まれて間もない頃から、5歳まで指しゃぶりしていました。実際に指しゃぶりしている時間は、成長につれてどんどん短くなってきたものの、最後寝ている時の指しゃぶりがやめられませんでした。
寝ている時の指しゃぶりって無意識の部分が大きいので難しいですよね。寝付く時は仕方ないけれど、夜中は口から指を抜いてあげてください、と言われますが、そんな都合良くわたし夜中に起きれません笑
ということで、今回は指しゃぶりをやめる秘訣おすすめ3選を紹介します。チビ梨はどんなタイミングでやめられたのか、経験談も語ります。
こどもの指しゃぶりに悩んでいるパパやママは、ぜひ参考にしてみてください。
本人にしっかり自覚させる
ある程度大きくなって、人の話をきちんと聞ける4〜5歳におすすめな方法は、「本人が指しゃぶりをやめよう」と自発的に考えられるきっかけを作ることです。指しゃぶりは、長年の「癖」だったり「安心材料」だったりします。
本人の意志に関係なく無理やりやめさせようとしてもうまくいきません。それどころかだんだん知恵もついてくるので隠れて指しゃぶりしてしまうこともあるでしょう。
なので指しゃぶりをしている本人が、本人の意志でやめる必要があるのです。
振り返ればわたしもたくさん癖があります。誰かに指摘されて直さなきゃやめなきゃと思っても、自分の中できちんと意識しないとなかなか直らないものです。
では、どのような方法で自覚してもらえば良いのでしょう。
わたしが効果的だったと感じ、実際にチビ梨がやめたキッカケはプロから直接話をしてもらうことです。プロとは?指しゃぶりだと歯医者さんが良いです!
我が家のチビ梨は、虫歯の定期検診&歯列矯正の相談などなどで、5歳になったばかりの頃、歯医者さんへ行きました。チビ梨は生まれつき歯の本数が少なく、今後大きくなるにつれてどのように対応していけばいいのかの相談を兼ねての定期検診でした。
その際に、気になっていた指しゃぶりのことなども聞いてみると…
歯医者さんは、しっかりとチビ梨の目を見て真剣に指しゃぶりについてお話してくれました。このまま続けていくと、歯並びが悪くなるし、舌がうまく使えないからお友達とお話する時に上手にお話できなくなっちゃうかもしれないよ、と。
最後は冗談っぽく、チビ梨の指にできた吸いだこなどを見て「5歳でこれはカッコ悪いな〜笑」と笑わせてくれました。
「指しゃぶりやめたら、指のこれ(吸いだこ)消える?」とチビ梨が不安そう聞いたら、「すぐなくなるよ!」と笑顔で元気よく答えてくれました。
この先生のお話が、チビ梨の心に響いたのです。この日の夜「今日はもう指しゃぶりしない!」と宣言し、実際に指しゃぶりせずに寝ました。
次の日も、またその次の日も…結局、先生との会話がきっかけで、指しゃぶりを無事に卒業しました。
この出来事があって気づいたことがあるのですが、こどもを病院へ連れていくと、症状や治療などの話って、先生から親であるわたしたちにすることがほとんどですよね。
まだ小さかったのでそれが当たり前だと思っていました。今回の指しゃぶりの話も、もし先生がわたしたち親に向けて指しゃぶりはダメですよ、早くやめさせましょうね、と言っていたとしたら、もしかしたらまだチビ梨は、今も指しゃぶりしていたかもしれません。
直接本人に、しっかりお話をしてくださったことで、本人がやめなきゃいけないことなんだ、と自覚できたのだと思います。あんなに立派にできていた吸いだこはもうすっかり消えてしまいました。
にがーい「かむピタ」を塗って様子見
かむピタって知っていますか?
【かむピタ】累計販売数140,000個を突破した指しゃぶり防止マニキュア【送料無料】
苦い成分が入ったマニキュアです。かむピタを爪に塗っておくと、指しゃぶりした時に口の中に苦味が広がります。指しゃぶりをする=苦い!となるので、指しゃぶりをしなくなる、というわけです。
あまりに苦いので、体に悪いのでは?と心配になるかもしれませんが、この苦味成分は小さなおもちゃやSDカードにも塗られています。誤飲防止のために一般的に広く使われているもので、体への悪影響はありません。
チビ梨は無事にやめられたので使いませんでしたが、かむピタはかなり効果が高いようです。
わたしの友人のこども(女の子)は爪を噛む癖があり、もう何年も爪を切っていませんでした。手の爪はどの指も本当に小さく、めちゃくちゃ深爪の状態でした。手の指はもう噛むところがないので、最終的に足の爪まで噛むようになったと嘆いていました笑
こどもって体柔らかいから足の爪も噛めちゃうんですよね。衝撃!
しかし、かむピタを塗ってあげたらやはり苦いので徐々に噛むことが減ってきたと言っていました。さらに、女の子なので爪がピカッとするのが嬉しかったみたい(^^)
かむピタが塗ってあげると、うっとりとピカピカの指を眺めていたようで。「爪を噛み続けて、今みたいにちっちゃな爪だと、大人になった時綺麗にマニキュア塗れないよ!!」とママが言ったところ、本人もそれは困る(T ^ T)と思ったみたい。少しずつ爪も伸びてきたようです。
苦さで指しゃぶりや爪噛みをやめるアイテムですが、おしゃれが大好きな女の子は、爪噛みの悩みは普通のマニキュアでも効果ありそう。
とはいえ、マニキュアは乾くまで時間もかかりますし、落とすのも除光液が必要で何かと大変。こどもはなかなかじっとしていられないので、マニキュアが乾く前に何かを触ってついてしまうこともあります。
かむピタは1分で乾き、アルコールで簡単に落とせるので、忙しいママにはこっちの方がお手軽かなと思います。
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絵本を読み聞かせてみる
指しゃぶりをやめさせたい、最後の方法は絵本の読み聞かせです。絵本が大好きなこどもや、2〜3歳くらいのちいさいうちは、絵本おすすめです。読み聞かせをすることでコミニュケーションも取れますしね。
指しゃぶりに関する絵本で有名なのは、「ゆびたこ」です。一度本屋さんでちらっと見たことがあるのですが、チビ梨はあまり絵本に興味がなく断念…
ミニ梨は絵本大好きだったので、絵本の読み聞かせの効果抜群でした。ミニ梨は、2歳くらいの頃、歯磨きが嫌いで嫌いで、毎日ギャン泣きしていた時期がありました。毎晩泣き叫ぶ娘と格闘し、歯磨きが終わる頃には、お互い汗だく笑
そんな時、本屋さんで「ノンタンはみがきは〜み〜」を見つけて、毎日読んでいました。そして、少しずつ少しずつですが歯磨きができるようになったので、絵本が好きな子には読み聞かせおすすめです。
指しゃぶり卒業できました
チビ梨は、歯医者さんに直接しっかりお話してもらって、生まれて間もない頃からしていた指しゃぶりを無事に卒業しました。親ではない、専門の人から話を聞いたことも大きかったと思います。
親だからなんでもしてあげたい、と思うことも多いですが、うまくいかない時は、その道のプロに頼むことも大事だなと、わたし自身も気付けた出来事でした。
チビ梨は、歯医者さんから指しゃぶりはやめようと教えてもらった日以降、ほとんど指しゃぶりをすることなく完全に卒業できました。
指しゃぶりはなかなかやめられないんじゃないか、と不安に思っている方も多いと思います。でも、本人にやめる気があればいつでもやめられるものでした。その本人のやる気をどうやって引き出すかが大事なんだとわかりました。
こどもの指しゃぶりに悩んでいる方へ、少しでも参考になったり、気持ちが楽になってくれたら嬉しいなと思います。
▼4歳の時は絶賛指しゃぶりしていました
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