タブレットでのオンライン学習がどんどん進んでいます。タブレット一台あれば、どこでも学習ができて便利ですよね。
先日、こどもの授業参観へ行ったのですが、こどもたちはサクサクとタブレットを操作し、授業にも積極的に取り入れていました。
しかし、紙媒体のドリルも捨てたものではないですよね。わたしは結構ドリル好きです!
ドリルの最も良い部分は、自分がどれだけ頑張ってきたかがひとめでわかることです。
今回は、わたしが大好きな「ハイレベル算数ドリル」について紹介していきます。
難易度やおすすめの取り組み方についても解説していますので、気になる方は最後までご覧ください。
ハイレベル算数ドリルとは?
ハイレベル算数ドリルは、文理から出ているドリルです。
書店で初めて手に取った時に、
「問題が見やすい!」
と感動したのを覚えています。
\小学1年生/
\小学2年生/
難易度は?
ハイレベル算数ドリルを開いてみると、レベルが3つに分かれています。
- 標準レベル
- ハイレベル
- トップレベルにトライ!
それ以外にも復習テストや〇〇にチャレンジ!という計算や文章問題に特化したページがあります。
基本的にはひとつの単元に対して、表ページが標準レベル、裏ページがハイレベルとなっています。
章の最後にトップレベルにトライ!が1〜2ページあるという構成です。
標準レベルはいわゆる教科書レベルの難易度です。計算間違いをすることは多々ありますが、「全くわからない」とはならないレベルです。
しかし、ハイレベルとなると話はかわります。
「何を聞かれているのかさっぱりわからない」
「どうやれば答えが出せるのか、見当もつかない」
そんな問題がちらほら出てきます。大人でもうーんと悩む問題も出てきます。
左側が計算問題や選択問題、右側が文章問題となっているページが多いのが特徴のひとつです。
通常のテストもそのような形式が多いと思うので、テストの練習にもなります。
1ページずつ順番に解き進めていくことで、標準レベルで出てきた考え方を裏ページのハイレベルで活かせるような構成となっています。
ハイレベル算数ドリル、おすすめポイントは?
わたしが思うハイレベル算数ドリルのおすすめポイントは以下の5つです。
- オールカラー
- 問題が読みやすい
- 1ページ完結
- 様々な形式の問題が1ページに集約
- ミシン目で切り離せる
オールカラーのドリルというのは珍しくないと思いますが、すっきりしていて問題文が読みやすいです。
1ページで完結するので、隙間時間に取り組むことができます。
計算ドリルのようなものだと計算しか載っていませんよね。しかし、ハイレベル算数ドリルは、1ページの中に計算問題と文章問題の両方があります。
コンパクトに多くの要素をまとめているので、この1ページだけで苦手や得意が見えてきます。
さらにミシン目がついているので、切り離して使えます。取り組むページを切り離していくと、残りがどんどん少なくなります。
自分の頑張りがひとめでわかるので、ミシン目で切り離して使うことをおすすめします。
ハイレベル算数ドリルのイマイチな点は?
問題がギュギュッと詰まっているため、余白が少ないです。
答えや式を書く欄があるのですが、スペースが少ない…とてもじゃないけど、全て書ききれません。
式が書けても筆算やメモを残しておくのが難しいのが残念ポイントです。
1ページにバリエーション豊かな問題がまとまっている分、仕方ないのかなと感じてはいます。
ハイレベル算数ドリルの取り組み方
我が家でのハイレベル算数ドリルの取り組み方を紹介します。
- 普段は土日のみ
- 長期休みの期間は毎日1ページ
- ミシン目を切り離して使う
- 標準レベルはマスト
- ハイレベルはできそうだったらでOK
- (なるべく)その場で○つけ、間違い直し
- わからない問題は早めに解消
\小学3年生/
\小学4年生/
継続することが大切!
今時の小学生はとても忙しいのです。
宿題がたくさんあり、習い事もあります。友達と遊ぶ時間も大切ですね。
平日の学校帰りに毎日1ページ行うのは大変なので、基本的には土日のみです。夏休みなどの長期休みでは毎日取り組みます。
表ページが標準レベル、裏ページがハイレベルとなっています。
なので、2ページ(表と裏)をやると同じ単元で標準からハイレベルという流れで解けます。余裕がある人は2ページずつ進めていくのがおすすめです。
ただし、ハイレベルはかなり難しいです。一筋縄でいかない問題が多く、解くのに時間もかかります。
問題は解けなくて嫌になってしまっては意味がないので、我が家では「ハイレベルは無理せずにとばしていいよ」と伝えています。
これくらいのスタンスだと無理なく続けられます。
できる!を積み重ねる
このハイレベル算数ドリルは、ミシン目がついており、1ページずつ切り離せます。
取り組む問題を切り離して行うことで、自分の頑張りがひとめでわかります。続ければ続けるほど、ドリルの残りが少なくなっていくのです。
「こんなに頑張ったんだ!」
これが、こどもの自信につながります。
その場で解決、その場で完結
ハイレベルのページを無理にやらせないのは、問題がかなり難しいので、その場で解決できない可能性があるからです。
長女は負けず嫌いです。時間がかかっても最初から最後まで取り組みたいという性格なので、ハイレベルもコツコツ頑張っていました。
しかし、長男は面倒くさがり屋。わからない問題に直面すると、全てを投げ出してしまいます。
なので、サクサク進められることを大切にして、ハイレベルはとばしていいよと声かけしています。
せっかく買ったものだし
全部やってほしい。
できれば下の子も使ってほしい…
そんな声もあると思います。
しかし、ドリルは消耗品だとわたしは考えています。
同じきょうだいでも性格や理解度も異なります。同じドリルを同じように使えるとは限らないのです。
ハイレベル算数ドリルの効果は?
ハイレベル算数ドリルは本当に良い問題が並んでいると思います。
文章問題では、問題文を読んで理解する「読解力」が求められます。
例えば長男は、小さい頃からなぜが数字にとても強く、計算が速いのです。頭の中で計算できてしまうのです。
なので、算数は得意だと思っていたのですが、文章問題になると「問題の意味がわからない」となってしまいます。
一緒に読んで理解できたら、計算は速いのですが…
「計算ドリル」だけではわからなかった「苦手な部分」
ハイレベル算数ドリルは様々な形式の問題が1ページに集約しているので、どんなことが得意で、どんなことが苦手なのかが見えてきます。
ハイレベル算数ドリルのおかげだけではないかもしれませんが、我が家のこどもたちの県標準学力検査を紹介します。
ちなみに長女は過去3年間算数は100点満点です。
じっくり考え、しっかりと見直すことがドリルを通じてできていることがわかります。
\小学5年生/
\小学6年生/
ハイレベル算数ドリル:難易度高め、良質な問題多い
ハイレベル算数ドリルは一筋縄ではいかない問題が多く、読解力や思考力が身につきます。その分難易度は高め。
標準レベルの問題はたいてい解けますが、ハイレベルになるとひとつひとつ丁寧に読み進めていかないと解けない問題が多くなります。
しかし、問題が解けた時には達成感があります。
また、1ページずつ切り離して使えるので、自分の頑張りがひとめでわかります。次に解く問題も必ず1ページ目にあるので探す手間も省けます。
わたしはドリルは消耗品と考えていて、使う本人のやりたいようにやればいいと思います。もし、繰り返し使いたい場合でももう1冊買えばいいという考えです。
そのため解き終わったページは、丸つけが完了次第捨ててしまいます。
- 算数の成績を少しでもいいから伸ばしたい
- 様々な形式の問題が載っているドリルを探している
- 継続できるドリルがわからない
そんな方はぜひ一度ハイレベル算数ドリルを手に取ってみてください。
\書店で見つからない・時間がない方は要CHECK!/
▼学習机周りのマストアイテム▼
▼頭の良い子がやっている自宅学習公開▼
コメント