9月に入ると続々と冬に収穫できるような野菜の苗がホームセンターなどに並びます。我が家のファーム夏野菜たちもあとはミニトマトとオクラを残すのみで、半分以上のスペースが空いてきました。
収穫が終わって空いているスペースは、今度は冬野菜を植えるための準備作業に入ります。農園1年目としてはまずまずの成績だった夏野菜たち。大きな病気になることなく、たくさん収穫できました。
これから初の冬野菜シーズンに突入します。しばらくはお休み期間で大きな作業はありませんが、初めての農園、色々試行錯誤してみよう!ということで、太陽熱消毒をやってみたいと思っています。
本来なら8月の初旬にやっておきたかった作業ですが、体調不良により炎天下の作業を断念…というわけで少し遅いかもしれませんが、土のメンテナンスとして太陽熱消毒をしてきました。その様子をお伝えします。
太陽熱消毒とは?
太陽熱消毒とは、名前の通り夏のギラギラ太陽のパワーを使って土の温度をあげ、土の中にいる悪い菌や虫の卵、雑草の種などをなくす方法です。気温と太陽熱のパワーをふんだんに利用できる夏ならではの方法かなと思います。
▼太陽熱消毒のやり方は、こちらの動画を参考にさせていただきました▼
太陽熱消毒のやり方
手順を簡単にまとめます。これから植える野菜もまだ色々悩んでいて、また肥料を入れる量がイマイチわからないため今回も肥料の量は適当です、あしからず笑
- 太陽熱消毒するエリアを耕す(残った根などはなるべく取り除く)
- 肥料を混ぜ込む
- 畝を起こす
- 水をたっぷりやる(動画では6Lを3回)
- 透明マルチをかける
- このまま放置(1ヶ月程度)
この作業を8.19に行いました。我が家のファームは、幅60cmの長畝が5本作れるほどの広さがあります。8.19時点で3つの畝が空いていたので、このエリアを太陽熱消毒してきました。
炎天下の作業、そして意外と時間がかかる…
太陽熱消毒するのに、必要な道具を紹介します。
- 肥料(牛糞と鶏糞)
- スコップや鍬
- 透明マルチとマルチ留め
- ジョウロ
- 紐(畝をまっすぐ立てるため)
土を耕して肥料を入れて、畝を立てて…ファームの入り口ある湧水から水を汲み…動画だと簡単にサクッと作業しているように見えましたが、かなり時間と労力を必要とする作業でした。
大人ふたりで、と言っても主な作業はパパ梨がやってくれましたが、2時間以上かかった気がします^^;
最初、上ふたりのこどもたちは連れて作業していました(次男・べビ梨は保育園へ登園)。しばらくは畑の横にあるスペースで楽しく虫捕りをしていたのですが、その日は結構な暑さだったので一旦こどもを家に連れて帰ることにしました。
そして、改めてすぐ出直して万全の体制で、大人ふたり黙々と作業を続けました。
夏の農作業では当たり前かもしれませんが、たくさん飲料を持参して、しっかり日除け対策もしてください。わたしは日焼け止めもばっちり塗り(実際は塗ったつもりだった)、大きなツバのある帽子、首にタオルを巻いて「日焼け対策はばっちり」と思っていたのです。しかし、その日は思っている以上に襟ぐりの大きな服を着ていたため、首の下から背中にかけて真っ赤になってしまいましたT^T
元々焼けやすい体質な上、妊娠中の日焼けはめっちゃシミになるのに〜。ツメが甘い…
太陽熱消毒の途中経過報告
透明マルチをかけた直後から、水をたっぷりとやった畝から水分が蒸発していくようで、透明マルチの裏側は結露して、銀色マルチのような色へ変わりました。ここからさらに太陽のパワーを浴びてどんどん地温が上がっていきます。動画によると70〜80℃ほどまで地温が上がるそうです。
ちょうど2週間経った8.31に、4つ目の畝の太陽熱消毒を行ってきました。今までの3つの畝を透明マルチの上から触ったところ、めっちゃ熱かったです。表面はアスファルトほどではなかったですが、お風呂のお湯よりはずっと熱く、ずっとは触っていられないほどの温度がありました。
温度計、そのうち買おうと思いつつ結局買っておらず。果たして透明マルチの下は何度あるのかわかりませんが、わたしのつたない説明で少しわかってもらえますかね笑
4つ目の畝は牛糞だけ入れて、8.31より太陽熱消毒開始。熱中症危険アラートが出るような気候だったので、出遅れつつもまだまだ太陽熱消毒の効果は期待できそうです。
あと1〜2週間で最初に太陽熱消毒した畝は、3〜4週間太陽熱にさらされていることになります。もうきっと綺麗でまっさらな土になっていることでしょう。その頃にまた畝の様子などを報告したいと思っています。お楽しみに♪
▼自宅ではコストコのベジトラグを活用しています▼
▼使用した道具はコチラ▼
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