とうもろこしといえば、こどもたちが大好きな野菜の定番ですよね。
とうもろこしは収穫してすぐが1番美味しく、時間がたつにつれてどんどん味が落ちると言われています。とれたてのとうもろこし、さぞ甘くて美味しいんだろうなぁ。
我が家の長男・チビ梨はとうもろこしが大好きで、幼稚園のお弁当では毎回「とうもろこしを入れてね」、と言っていました。あとは、これに枝豆ときゅうりがあればチビ梨は、「ごちそう」のレベルで喜んで食べてくれます笑
そんなとうもろこし大好きな我が子に、もぎたての美味しさを教えてあげたくて、プランターで育てていました。
こどもたちと仲良くとうもろこしの種まきをした様子はこちら
とうもろこしは、果たして収穫できたのか、味はどうだったのか、お伝えしていこうと思います!
とうもろこしの収穫、中身の確認
初心者がプランターで育てたとうもろこし、果たして食べられたのでしょうか?
残念ながらとうもろこしは失敗してしまいました。
受粉までは順調に育っていたように感じていたとうもろこしでしたが、その後あまり大きくならないまま、どんどん時間だけが過ぎていきました。
初めてのとうもろこし栽培だったので、どれくらい成長するのか、全くわかりません。たまに肥料をあげたり、陽当たりの良いところへ移動したりして様子を見ていました。
そして雨の日が続いたこともあり、全体的に葉が茶色く枯れ始めたので、これ以上待っても育たない気がして思い切って収穫しました。
中身は写真の通り、すっかすか!初めて見るとうもろこしの姿にびっくりしました笑
とうもろこしが成長しなかった理由について
見てもらうと、黄色い実がついている部分がほんのちょっと、大部分が芯のみであることがわかります。
とうもろこしが成長しなかった理由は、おそらく受粉できていなかった、ということ。
とうもろこしは、実の上に出ている茶色いふさふさがめしべです。めしべの1本1本が、とうもろこしの黄色い実ひとつひとつとつながっています。
つまり、すべてのめしべに受粉が完了していないと、黄色い実のつまったとうろこしにはならないのです!
我が家で育てたとうもろこしはほんの一部分だけは受粉できましたが、ほとんどは受粉が出来なかったわけなのです。
なぜ一部分しか受粉できなかった?
これにはわたし、思い当たる節があるのです。
おそらくまだ花粉がほとんど出ていない咲いたばかりの雄花を切ってしまったことがいけなかったのかなぁと。
とうもろこしには、アワノメイガという害虫がつきやすく、これがとうもろこしのてっぺんに咲く雄花にたまごを産みつけるのです。そして、かえった幼虫が葉を食べ、実も食べてしまうのです。
ただでさえ虫は好きではないのに、たまごなんて産み付けられて、しまいにはとうもろこしから幼虫がうじゃうじゃ出てきたら…なんて想像するだけで頭の後ろが痒くなりそうです笑
対策としては殺虫剤を使うことも有効なようですが、確実な方法は、人工授粉が終わったら雄花を処分してしまうこと。なるべく殺虫剤も使いたくないですし、切って受粉させた後ポイするだけで虫対策になるならと意気込んでいたわけです。
雄花=早く切ってしまわないと!と思ってほとんど受粉ができていないままポイっとしてしまっていたのでした。
こどもたちと一緒に人工授粉した様子はこちらから
収穫したとうもろこしの味見
それでもせっかく一部分でもとうもろこしっぽくなってくれたのでゆでで味見してみることに。
が、しかし皮が硬すぎていつまでも口の中に残り、弾けそこねたポップコーンのような食感でした。でも、皮が硬いながらも味はちゃんととうもろこし!
種を購入すると種まきしてからどれくらいで収穫できるか目安の日にちが書かれているのですが、わたしたちが買った種は約80日で収穫できるものです。3/15に種まきをしているので、計算すると6月の頭には収穫を迎える予定でした。
それを大きくならないので、7月半ばまで様子を見ていたのでそりゃ皮も硬くなりますよね。
種まきをした時には「80日後かぁ、楽しみだな」とわくわくしていましたが、徐々にいつが収穫なのか忘れてしまいます。ベテランさんであれば実の大きさや毎年の経験でわかるのでしょうが、初心者は収穫の目安の日にちなどの印をつけておいた方がいいなと感じました。
とうもろこし栽培のレビューと来年に向けての意気込み
初めてのとうもろこし栽培は2本とも失敗に終わりました。一応収穫?までできたものの中身に見慣れた黄色い実はなくほぼ芯でした。また味はとうもろこしでしたが、食感は弾けそこねたポップコーンのように硬くていつまでも口の中に残るような感じでした。
受粉がうまくいかなかったことが最大の原因だと考えています。1年に1度しか育てられないのが残念…また来年にはなってしまいますが、また挑戦してみたいと思っています。
今年初めてのとうもろこし栽培で学んだこと↓
- 収穫の目安日をプランターのわかりやすいところにメモしておく
- 人工授粉は確実に行う
- 花粉が出ていることを確認する
- 受粉できているか不安であれば雄花は残しておく
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