9月中旬から下旬にかけて、わたしには大きな大きなミッションがあります。それは、『いくらの醤油漬け』を作ることです。
わたしは小さい頃から、いくらが大好き!昔、祖父母にご飯に連れて行ってもらったファミレスでは、いくら丼をよく注文していたと記憶しています。
いくらを買って食べるのも美味しいけれど、自分で筋子からほぐして作るいくらの醤油漬けは絶品!!ズボラで面倒くさがりのわたしですが、いくらの醤油漬けは毎年作っています。
慣れれば意外と簡単にできるいくらの醤油漬けの作り方や今年の生筋子の値段・手早くほぐせる裏技などを紹介します。
今年はいくらの醤油漬け作りのトライしてみようかしら、と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
いくらの醤油漬けの作り方
いくらの醤油漬けは、初めて作る方はとってもドキドキすると思います。なんたって高いです!
失敗は許されない笑
そして、いざレシピを探すとものすごくたくさんのレシピが出てきます。
どれを参考にすれば良いか
わからない…
何回か作ってみて感じることは、『いくら(筋子)は意外と頑丈』ということです。
口に入れたらプチっとつぶれるので、ものすごく丁寧に扱わなければならないように感じるかもしれません。しかし、ガサツに扱っても結構ヘーキです。
角上魚類がおすすめする筋子のほぐし方
生筋子は、今年も角上魚類のネット注文でGET!
生筋子を注文すると、いくらの醤油漬けのレシピが一緒に入っています。その中には、ほぐし方も書かれています。
用意するものは以下の通りです。
- 大きめのボウル
- 70℃のお湯(ボウルに3〜4回分ほど使用)
- 塩
- ゴム手袋
ボウルに70℃ほどのお湯を入れて、塩分濃度5%になるように塩を入れます。500mLのお湯なら約25gの塩を用意するイメージです。
ゴム手袋をはめて、ボウルのお湯の中に筋子を入れます。
入れる時には、内側のたまご(いくら)が外へお湯に触れるように切れ目から開くように入れると、ほぐれやすくなります。お湯に入れたまま2〜3分おいてから作業開始です。
角上魚類がおすすめするほぐしの早技を実践!
いつもは、ボウルのお湯の中で、ひとつひとつやさしく丁寧に笑、膜からいくらを剥がしていました。ただ、ゴム手袋をつけてると本当にやりにくいです。
お湯の温度が下がってからは、素手で行っていますが、それでも時間がかかることには変わりありません。
そこで、角上魚類がおすすめしている、筋子からいくらをほぐすおすすめの方法を今年はじめて実践してみることにしました!
様子するものは『魚焼きの網』です。わたしは近所のキャンドゥで購入しました。
別のボウルやザルの上に網をセットして、いくらの粒が下になるように網の上にのせます。そして、筋子の膜をくるくる網に押し付けるようにこすると、あら不思議!
網からいくらの粒だけが落ちて、網の上には筋子の膜が残ります。
圧巻のスピード!
ただし、網の上に残った膜には、落としきれなかったいくらの粒が残ります。きれいに落ちた粒と比べればほんの少しかもしれませんが、捨てるにはもったいなさすぎる…
網の上で膜をくるくるしていたので、残ったいくらの粒にも膜が絡まってしまい、取るのに一苦労。
業者さんのようにスピード命で、最後に膜に残った少しいくらは使わないのであれば、本当に速い!網でグリグリ上から押してもいくらが潰れないことにも驚きました。
使用した網はこちら↓
JANコードは、4991203194466で、キャンドゥ購入品です。
いくらの醤油漬けのたれ
今年のいくらの醤油漬けは、角上魚類のレシピをアレンジして作りました。届いた筋子6腹分に対しての量です。
- 醤油:120mL(大さじ8)
- みりん:60mL(大さじ4)
- 味の素:1g
- 酒:30mL(大さじ2)
- かぼす果汁:少々
かぼす果汁より上の4つの調味料を、小鍋に入れて加熱して、アルコール分を飛ばしておきます。醤油のカドも取れて、まろやかになります。
かぼすの果汁は、レモンでもすだちでもOKです。少しだけ絞ると、爽やかな仕上がりに。
もちろんなくても十分すぎるほど美味しいです。
毎年作っていますが、過去失敗なし。お湯の温度が多少低くてもきちんとほぐれますし、繊細そうにみえるいくらの粒が意外と頑丈です。
醤油漬けのたれのレシピはたくさんありますが、正解はありません。去年、白だし味にも挑戦してみましたが、醤油漬けより軽い仕上がりで新しい発見でした。
何回か試していくうちに好みや上手なやり方に辿り着くと感じています。
▼ママ梨レシピ・黄金比の醤油漬け▼
2024年生筋子の値段リサーチ
2024年の生筋子の値段がどれくらいなのか、簡単にリサーチしてみました。100gあたりの値段(税込)です。
- 角上魚類:1,200円
- コストコ:738円
- 最寄りスーパー:1,382円
- 楽天市場:1,350円〜
ちなみに、我が家に届いた角上魚類の1kgパックには6腹入っており、総重量は1.2kg超えでした。そのため、実際は1,000円前後です。
\楽天市場で買える生筋子(一例)/
それにしても、コストコ安すぎない?笑
コストコで生筋子を購入しました!
コストコの生筋子が
安すぎる!
味や食感に違いがあるのか試してみたくなり、コストコ生筋子を買いに行ってきました。
1パックに2腹分入っていて、3,565円でした。100gあたり738円、483gのものです。
新鮮な筋子の見分け方は、イマイチわからないのですが…わたしが選んだ基準は2つ。
- 見た目がデロッとしていないこと
- 粒が大きそうなもの
結論、コストコで購入した生筋子から作ったいくらの醤油漬けもとても美味しかったです。皮も柔らかくて、口触りも良き❤︎
コストコの生筋子は、わたしが見た中で最も安いですが、とても美味しい醤油漬けに仕上がりました。できるだけ安く生筋子をGETしたい方は、コストコで買うのがおすすめです。
いくらの醤油漬けの保存方法は?
生筋子は、秋にしか手に入りません。そのため、毎年たくさん購入していくらの醤油漬けを作った後に冷凍しています。
自家製のものは、冷凍庫でも1ヶ月程度で食べ切った方が良いと言われています。解凍後に、加熱するようなものならまだしも、そのまま食べるものだと心配もありますね。
わたしの場合ですが、毎年9月末に冷凍した後、ちょこちょこ食べつつ、お正月ごろまで楽しんでいます。冷凍してから3ヶ月経ってしまいますが、味の劣化などはなく美味しさを堪能しています。
ただし、冷凍庫は万能ではないので、自己責任でお願いします!
そして、実は自家製いくらの醤油漬けには、冷凍した方が良い理由もあります。
それは、アニサキス問題!
生筋子だけではないですが、天然ものの魚には、寄生虫がいる可能性があります。代表的で有名なものはアニサキスです。
白くて細長いひものようなものを見つけたら、アニサキスの可能性があります。魚をたくさん捌いている人がみるとすぐ見つかるアニサキスですが、素人だとわからないことも…
アニサキスを死滅させる方法はいくつかありますが、いくらの場合はただひとつ。
これは、冷凍庫に入れて24時間ではないことに注意してください。芯まで完全に凍ってから24時間なので、冷凍庫に入れてから3〜4日経っているとより安心です。
いくらの醤油漬けは、作ったらすぐ食べたくなってしまいます。しかし、万が一の可能性を考えると、作ったらまずは冷凍庫が良いみたい。
いくらの醤油漬け作り2024が終了
いくらの醤油漬けが大好きで、毎年一生懸命ほぐしていました。『手間暇かけた分だけ、美味しく仕上がる』と考えていました。
しかし、最近は本当に時間がない!!
いくらの粒ひとつひとつ丁寧にほぐしていく作業はとても好きで、時間があれば全く苦ではないのですが、いくらの醤油漬けづくりに1日を費やすわけにはいかず…
そのため、2024年のいくらの醤油漬け作りは時短も取り入れて、魚焼き網を使ってみました。網でこそげ落ちたいくらは、とてもきれい!
ただ、網や膜に絡まってしまう粒も少なからずあって、100%きれいにほぐせるわけではなかったです。それでも、手でほぐすよりずっと早かったように感じます。
醤油漬けのたれは、コストコのものはたれ付きで売っていたので、そのまま使って漬けました。イチから全て手作りしなくても十分だと学びました。
実は我慢できずに、作った日に炊き込みご飯を作って食べましたが、絶品!!ぜひ、一度自家製でのいくらの醤油漬けを作ってみてくださいね。
\生筋子以外にも美味しい魚が見つかる/
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