小学生のときの好きな科目はなんですか?わたしは理科が好きでした。音楽や体育も好き。しかし、いわゆる『勉強』で好きなのは理科です。
小さい頃に見た魔女の宅急便は、お母さんがフラスコなどを揺らしながらお薬を作ります。お母さんがキキを叱ったときに、薬液がボンと爆発するのも魔法みたいで面白い!と感じていました。
そして、昔流行ったドクターマリオ。薬ってバイキンをやっつけてくれてかっこいい!って思っておりました。
多分この辺りが薬剤師になりたいと思ったきっかけ。当時は、色が変わる実験や〇〇と△△を混ぜたら⬜︎⬜︎ができるみたいな勉強が大好きでした。
そんなわたしも大人になり、薬剤師になり、母になり…自宅で用意できるもので小学生のこどもたちが楽しくできる理科の実験を紹介していきます。
むらさきキャベツ液の色を変える実験

用意するものはむらさきキャベツです。レストランのサラダではよくお見かけしますが、我が家の食卓には一度も上がったことがありません笑。
おしゃれスーパーでしか扱っていないと思いきや、我が家の最寄りスーパーでも普通に売られています。
あとは色々な液体たち。何を用意すればわからないという方におすすめなのが、掃除用品。洗剤は、汚れの度合いや使う場所などによって性質が異なるからです。
むらさきキャベツ液をつくろう
むらさきキャベツ液の作り方は簡単です。
小鍋にむらさきキャベツを刻んで入れて、かぶるくらいのお水を入れて沸騰させてから、しばらくコトコト煮出します。10分程度でOKです。
細かく刻むとより多く、より早く色素が水へ溶け出します。
5〜10分程度コトコトしてから、火を止め、冷めるまで放置。放置している間にも少しずつ色素が抜け出して、どんどん濃い色に変わります。
冷めたらザルなどで濾せば、きれいな紫色の水溶液のできあがりです。
さまざまな性質の溶液を用意しよう
ここからがとても楽しい作業です。自宅のあらゆる場所から、水溶液を探してみます。
- 洗剤
- 調味料
- 飲料水
- 化粧品
前でもお伝えしたとおり、洗剤は用途や強さによって液性が大きく異なるため、色の変化がわかりやすくおすすめです。

飲料水や調味料などは味を比較してもよいかも。
試験管が自宅にあればかっこよかったですが、もちろん我が家には用意がないため笑、百均で買った透明のプラスチックコップを並べて実験しました。
むらさきキャベツ液に溶液を入れてみよう

小さなプラカップにむらさきキャベツ液を少しずつ入れて、そのなかに洗剤や調味料、飲料水などを入れていきます。
実際にやってみると、すぐにパッと変わるものもあれば、徐々に色が変化していくものもありました。
むらさきキャベツ液は元々鮮やかできれいな紫色ですが、酸性の場合や赤〜ピンク、アルカリ性の場合は黄〜緑のように色が変わります。
色の変化から、酸性とアルカリ性に分けられるうえに、さらに酸性・アルカリ性の強さも大まかに確認できます。
\花瓶にもなるおしゃれな試験管/
むらさきキャベツ液の発展実験

液性によって鮮やかに色が変わるむらさきキャベツ液の実験は、理科が苦手なこどもでも興味を持ちやすいでしょう。
実際に我が家では、長女メインと長男メインで2回行っていますが、ふたりとも色の変化に興味津々でした。
色が変わって『きれいだったね!』でももちろんOK。しかし、そこから実験を重ねたり、気づいたことをまとめたり、疑問に思ったことを調べたりできたら素敵です。
- 色が変わらない水溶液を探してみる
- 色が変わる理由を調べてみる
- 混ぜるとどうなるか実験してみる
注意点としては、洗剤などは混ぜると有害なガスを発生させる危険もあるため、保護者の方が安全だとわかっているもののみ行うようお願いします。
例えば、塩素系の洗剤と酸素系の洗剤。混ぜると危険とパッケージにも大きく表示されているので×。あらかじめ表示や注意点をよく確認してください。
クエン酸と重曹は混ぜてもOK。混ぜると水と二酸化炭素(炭酸ガス)が発生しますが体に害はありません。混ぜる量で色の変化を観察できます。

我が家で行ったのは、色が変わらない溶液探し。
洗剤や掃除グッズの裏を確認し、中性と書かれているものを集めて再度実験。
あとから調べてみると、中性と記載できるのは pH6.0以上8.0以下といわれていますが、むらさきキャベツ液が紫を示すpHは5〜7とのこと。
中性=色が変わらないと思っていましたが、むらさきキャベツ液で紫のままの範囲と、中性と表示できる範囲が若干異なっていることを発見できました。
\実験の参考にもさせていただきました/
自由研究や遊びにおすすめのむらさきキャベツ液

高級スーパーでしか手に入らないと勝手に思い込んでいたむらさきキャベツですが、一年を通して意外と手に入りやすい野菜。
そして、鍋で煮出すだけで簡単に作れます。元の色が鮮やかなうえ、色の変化もはっきりしているので、こどもの実験にはおすすめです。
洗剤などは口に入れたら危険なものもありますが、むらさきキャベツ液自体は食品なので、口に入っても問題ありません。
混ぜる水溶液を調味料や飲料に限定すれば、ご家庭に小さいこどもがいてもやりやすいかなと感じます。
ちなみに、こちらは小学4年生長男の夏休みの自由研究(科学論文)として提出しましたが、市の展示に出展されました。自由研究の題材としてもおすすめです。
理科分野や実験が苦手な方でも簡単に取り組めるので、ぜひスーパーでむらさきキャベツを探してみてくださいね。
\小学生におすすめの理科まんが/
▼我が家にできた読書(まんが)部屋▼
▼小さい頃から図鑑が大好き▼




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