『栗は大好きだけど、栗の皮剥きはやりたくない…』
きっと多くの方が、栗の皮剥きを大変と感じていることでしょう。
わたしも同じです!栗大好き❤︎

ただし、栗の皮剥きは超大変…
少しでも楽に、少しでも怪我のリスクを減らすために導入したアイテムが、株式会社諏訪田製作所の『栗くり坊主』です。
毎年の栗の皮剥きがしんどい方は、少しでも楽になるアイテムを導入して、一緒に栗の皮剥き頑張りましょう笑。
『栗くり坊主』とは

栗くり坊主(新型)は、諏訪田製作所がつくっている栗むき専用のはさみ(ペンチ型)です。
片側にギザギザの刃、もう片側にまっすぐな刃がついていて、はさみをこまめに動かすことで栗の皮が剥けるもの。
力の入れ具合や皮剥きのコツがわかるまでは変な力が入ったり全然皮が剥けなかったりもするけれど慣れると割とサクサク進みます。
\栗くり坊主(新型)は滑りにくい構造/
1個の栗を剥くのにかかる時間
栗が大好き❤︎なわたし。また、義母の実家には栗の木があって、毎年たくさんの栗をいただきます。
今年も100個をゆうに超える栗をいただいたのですが、試しに『栗くり坊主』で皮剥きにどれくらいの時間がかかるのか測ってみました。
とりあえず、42個の栗を剥くのに57分かかったので、平均すると1個あたり1分20秒ほどです。

1個の栗を1分ちょっとで剥ける!!
わたしのなかでは、栗くり坊主を使用するだけで今までより速く剥ける感覚がありました。
なぜなら包丁で剥くよりも工程が少ない!栗くり坊主なら鬼皮と渋皮を同時に剥けるので、とても速いです。
栗剥きでの怪我が減る
- 固い鬼皮に包丁をグサっと入れる
- 力を入れて皮をベリベリはがす
- ケバケバした渋皮を剥く
栗は形が不安定、しかも鬼皮はつるつるすべるので、包丁が滑ることも多々…
渋皮を剥くにも、小さくて丸い栗はとても持ちにくく、包丁が思いもよらない方向へ行ってしまうこともありますよね。
栗くり坊主ははさみのような構造となっており、刃で挟みながらちょこっとずつ移動するため、刃が滑って怪我をすること可能性が低いです。
ただ、小さな栗を持つと手の形的に、はさみの刃の部分に左手の薬指が出てきてしまうことがあり、左手の薬指の先を挟んでしまうことがあるので注意してください。
わたしは、左手の薬指が内側に曲がっているせいか、指先を挟んで流血しました…包丁みたいに滑って怪我するリスクは減るけれど、絶対安全でもないです笑。
あらかじめ茹でていなくてもOK
鬼皮を柔らかくする目的で、あらかじめ茹でておくレシピもあります。しかし、皮を剥きたいときにすぐ剥けないので、やる気落ちてしまう経験はありませんか?

思い立ったが吉日タイプのわたし。
いざ栗の皮剥きをしようと奮起したのにレシピを探したら『一晩水に浸しておく』『1時間ほど茹でる』のようなレシピに何度も愕然としました。
その点、栗くり坊主はパワフル。ゆでて栗の中身が柔らかくなってしまうと、挟んだときに崩れてしまう可能性もあります。
今日は栗の皮剥きをするぞ!と決意したときにすぐ始められるのがとても良かったです。
『栗くり坊主』が向かない人

わたしにとっては怪我のリスクが少なく、わりと簡単に栗の鬼皮と渋皮が同時に剥けて便利だなと感じましたが、おそらくこんな人には向かないかもと思う点がちらほらありました。
- 手が小さい人
- 栗を丁寧に剥きたい人
- 渋皮を残したい人
栗くり坊主はペンチのような形をしていて、親指と人差し指の間で動かします。てこの原理からすると、なるべくペンチの先の方を握ると弱い力でも握れます。
しかし、栗くり坊主は結構大きいので、手の大きなわたしでもペンチの先を挟んで動かすのは大変で、どうしても力を入れる部分が支点に近くなりがちです。

強く握らないと栗の皮が剥けないかも…
手の小さい方は、毎回強い力で握る必要があるため疲れやすかったり筋肉痛や腱鞘炎になりやすかったりするかも。
また、スピーディーに1個でも多くの栗を処理したい方にはおすすめですが、渋皮に多くの黄色い部分がついた状態で剥けるので、もったいないとは感じました。
力を入れやすい反面、鬼皮だけ剥くのにはコツが必要なので、渋皮を残して渋皮煮を作りたい人は、包丁で丁寧に剥いた方が成功しやすいです。
栗は冷凍保存できる

とはいえ、一度に100個以上の栗をいただくこともあり、1回で処理するのはおそらく無理…
栗は冷凍保存できることをご存知ですか?しかも、鬼皮がついたそのままの状態で冷凍OKなスグレモノ食材です。
- 栗をよく洗って水分を拭き取る
- ジップロックに移して空気を抜いてから冷凍
洗っている最中にぷかぷか浮く栗や穴が空いている栗は、虫がついていたり中身がすかすかしていたりする可能性があるため冷凍せず、その場で処理or処分を。
細かいことを気にせず、洗うだけで冷凍できる!かたーい鬼皮が冷凍やけや乾燥を防ぐので、品質が落ちにくいメリットもあるようです。

鬼皮と渋皮を剥いてしまったけれど、やっぱり冷凍したい。
鬼皮と渋皮を剥いてしまった場合は、そのまま冷凍すると水分が抜けて美味しくなくなってしまいます。
しかし、砂糖をまぶして栗の表面に砂糖or砂糖水をまとっていれば冷凍しても乾燥防止効果が期待できるそうです。
砂糖水をまぶして保存しておけば、ついでに保存した栗自身も甘くならないかなー、なんて期待しています☺︎
大変な栗の皮剥きの向こう側には

栗の皮剥きはとても大変。固くて毎回怪我や腱鞘炎と戦ってしましたが、皮剥きが終われば美味しい栗が堪能できます。
今年冷凍した栗でチャレンジしたいのが天津甘栗です。
天津甘栗なら、鬼皮や渋皮を剥く手間がなくそのまま食べられるので怪我や腱鞘炎のリスクもなく美味しい栗を堪能できるかなと。
また、わたしは中高が横浜中華街から近く、高校生の頃に中華街で天使甘栗を試食させてもらった懐かしい想い出もあってトライしてみたいなと考えています。
栗の皮剥きは大変で、わたしのようにたくさん栗を分けてもらえる方は気合いを入れて朝から栗と戦わなければなりません笑。
でも、やりきると達成感もあり調理後には美味しい栗をこころゆくまで堪能できます。
余談ですが、ズボラで面倒くさがり屋のわたし。家族がいない日は自分のために料理するのが面倒で、お昼ご飯を食べないことも多々ありますが、3個だけ自分のために頑張ることがあります。

栗の皮剥き・イクラづくり・誕生日に大量の唐揚げを揚げること
栗の皮剥きに毎年へとへとな方は便利グッズにも頼りながら美味しい栗を楽しみましょうね❤︎
\食洗機対応の栗くり坊主Ⅱ(我が家向けかも)も登場/
▼自分のために頑張るイクラの醤油漬け▼
▼めちゃうま唐揚げレシピ▼
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