あけましておめでとうございます。令和6年が始まりました。
新年最初の投稿は、買ってよかったキッチンの相棒を紹介します。
その名も「ラ・ココットdeGOHAN」、ご飯を炊くために作られた専用のストウブです。
もうかれこれ1年近く
「欲しいなぁ、でも要らないかなぁ」
をくり返してようやく購入したものです。
「ラ・ココットdeGOHAN」を買うか悩んでいる方!ぜひ買って欲しい!本当にご飯の味が変わります。
味以外の魅力やおいしく炊くコツ、失敗しないためのポイントなどを紹介していきます。ぜひ最後までおつきあいください。
「ラ・ココットdeGOHAN」普段炊く量と同じ大きさで
我が家には元々23cmのオーバルタイプのストウブがあり、それでご飯を炊いていました。炊飯器は4〜5年ほど前に処分。
そして、今回お迎えした「ラ・ココットdeGOHAN」は、圧倒的な小さい!2合用を購入したのですが、取っ手を含めても20cmほど、取っ手なしだと17cmほどしかありません。
高さはありますが、「こんなに小さくてご飯が炊けるの?」とびっくり。
炊飯器やお鍋って「大は小をかねる」のイメージで、大きいものを買いがちじゃないですか?ラ・ココットでdeGOHANは、1合用・2合用・3合用の3つの大きさがあります。
我が家は、こども4人の6人家族です。今は2合ずつ炊いていますが、将来を見越すと3合用を買っておいた方が無難かなと思いませんか?
ストウブ売り場の店員さんより、
「炊く分量と同じ大きさを買ってください」
3合用で2合のお米を炊こうとするとうまく対流しないため美味しく炊けないんだとか。
3合用が必要になったらその時にまた考えます笑
美味しいご飯を炊く秘訣のひとつめは、
「普段炊いている分量と同じ大きさのものを買うこと」
です。
ストウブでご飯を美味しく炊くコツ
先ほど紹介した通り、ひとつめのコツは「分量に合ったストウブで炊くこと」です。2合炊くなら、2合用を使うことで最もおいしく炊けるように設計されているようです。
次に大切なのは、
「お米をしっかり吸水させておくこと」
時間にすると30分以上吸水させておきます。お米は、最初はちょっと透き通った色をしていますが、吸水させると真っ白になります。
お米の全てが真っ白になるまでお水に浸しておくことが大切です。
ストウブでのお米の炊き方はホームページなどにも記載されていますが、ざっと簡単に確認しておきましょう。(ここでは2合として紹介します)
- 2合のお米を研ぐ
- 全体が真っ白になるまで吸水させる
- 水気を切る(ここで5分程度置くと書かれていますが、わたしはやっていません)
- ラ・ココットdeGOHANにお米を入れて、水400mL入れる
- 強火にかける
- 大きな泡が出てぐつぐつしてきたら、鍋底からお米を一混ぜしてフタをする
- 弱火にして10分
- 火を消して10分(以上)蒸らす
我が家はIHですが(HITACHI製)、IHでも使用できます。IHの場合は各社強火と弱火の設定があると思うので、それに従えばOK。
(わたしは、「5」(強火)で始めて、「2」(弱火)で炊いています。)
中でも美味しいご飯を炊くのに、特に大切だと感じていることは、下の2つです。
②吸水
⑧10分以上の蒸らし時間
あとでも紹介しますが、10分蒸らさずにご飯を混ぜると、高確率で鍋底にご飯がこびりつきます!
うまく表現できないのですが、ぬちょっとしたご飯が鍋底にくっついて、しゃもじで取ってもなかなか取れなくて、もったいないし洗うのも大変になります。
ご飯の時間から逆算して、10分以上前に炊き終わるように計画的に炊く必要がありますが、それさえ気をつけていれば、多少火が強かったり、多少お水が少なくても美味しく仕上がります。
▼お米研ぎに便利な3wayボウル▼
「ラ・ココットdeGOHAN」日々のメンテナンスは必要?
ストウブ全般に言えることですが、使い終わった後にメンテナンスの作業が必要になります。慣れていないと面倒に感じるかもしれませんが、そんなに難しいことはありません。
基本的には洗剤で洗わなくてもOK
揚げ物をしたり、トマト煮込みなど色が残りやすい物を作った時は洗剤を使用しますが、ご飯を炊いただけなら、基本的には洗剤で洗わなくてもOKです。
なぜなら、鍋底や壁面に油膜をはっておきたいから。油膜があることで、こびりつかずに料理できるようなのです。
油膜を残しておけばご飯などがこびりつきにくいので、スポンジやフライパン専用のタワシなどでささっと洗うくらいがちょうどよいみたいです。
▼ストウブを洗うのにおすすめ▼
よく乾燥させてオイルを塗る
とは言え、汚れが気になることもありますし、鍋の外側に汚れがついていることも多々あるので洗剤を使用することもあります。
なので、毎回洗った後はよく乾燥させた後、オイルを鍋の内側に馴染ませる作業が必要です。
「よく乾燥」は自然乾燥ではなく、再度火にかけて完全に水分を飛ばすことです。ただあまり高温で火にかけるのは良くないので、弱火がおすすめ。
完全に水分が飛んだら、サラダ油やオリーブオイルなどの食用油をさっとたらします。その後、全体的にキッチンペーパーなどで油分を拭き取りつつ、なじませれば完了です。
我が家はIHなのをいいことに、しょっちゅう乾燥させるのにスイッチを入れたまま放置…鍋底からうっすら煙を出してしまうことも多々あります。
そのため最近はIHを「3」でつけて、2分のタイマーをセットして勝手に切れるようにしています笑
このオイルを馴染ませてコーティングさせることも、ご飯がこびりつかないポイントだと思います。神経質になる必要はないかもしれませんが、慣れれば毎回のこの作業もそこまで苦ではないです。
▼お手入れに便利!小分けオリーブオイル▼
ご飯がこびりつく?そんな失敗を解決する方法とは
ご飯がストウブの底にこびりついて取れない。そんな失敗を解決する方法はすでに紹介していますが、主に下に挙げる2つをやればOKです。
- ご飯が炊けてもすぐに開けない!10分以上蒸らすべし
- 使い終わったら内側にオイルを塗っておくべし
この2つをやっておけば、ご飯がこびりついて取れない!!という事態はほぼほぼ回避できます。②はもちろん長くストウブを使用する上でも大切な作業なのですが、特に①は絶対です。
時間がなくて、弱火10分が終わってすぐにフタを開けてしまった時は、ほぼほぼ鍋底にご飯がびっちょりくっつきます。
熱いうちはねちょねちょして取れないです。さらに面倒なことに、冷めて乾くとカッピカピになって、洗うのが本当に大変になります。
10分蒸らす時間が取れなくても5分でもいいから蒸らして!って思います。
保温性が高いので、早めに炊いておいて10分以上蒸らしておく方が絶対◎。20分くらい置いても、わたしは十分おいしいと思います〜(^^)v
「ラ・ココットdeGOHAN」の他の使い方は?
ご飯専用のストウブとして販売している「ラ・ココットdeGOHAN」ですが、高性能のストウブ。
他にも使い方があります。公式のおすすめとして挙げられているのが、揚げ物でした。
高さがある分、少ない油でもカラッと挙げられるとのことで、早速試しに使ってみました。
おやつ用に準備したアップルパイ風の春巻きを、「ラ・ココットdeGOHAN」を使ってトライ!かなり少ない油でも、春巻き全体が油に浸るので、短時間でサクッと揚がりました。
また、高さがある分油が跳ねにくいのもいいところ。
冷凍食品などを揚げる時って最初ものすごく跳ねるので、これから冷凍物を揚げる時は、この「ラ・ココットdeGOHAN」を使おうかな。
「ラ・ココットdeGOHAN」は買う価値アリ!
ご飯を炊くためだけのストウブって必要かしら?
なかなか購入を決断できなかった理由がこれです。我が家はオープンなアイランドキッチンのため、収納が極端に少なく、調理器具や食器は厳選しています。
今ある23cmオーバルストウブでも十分ご飯は美味しく炊けているし、困っていない。なのにご飯を炊く専用のストウブを増やす必要はあるかなと。
しかし、ストウブを使いたい料理があっても日々ご飯を炊くために使っていたため使えなかったのも事実です。角煮や煮込み料理はフライパンより断然ストウブの方がおいしい。
というわけで我が家では2合用の「ラ・ココットdeGOHAN」を年始早々お迎えしたわけですが、本当に買ってよかった!
炊飯器よりも断然コンパクトですし、コンセントの必要もないので置く場所を選びません。我が家でも、ちょっとお鍋やフライパンを詰めてできた隙間にスッと収納できました。
味は格段においしい。今まで23cmオーバルでも十分おいしいと思っていましたが、オーバルという形ゆえか、端っこのお米に芯が残ることがありました。
「ラ・ココットdeGOHAN」に変えてからは「炊きムラ」みたいなものはほぼなくなりました。
日々の「完全に水分を飛ばす」「オイルを馴染ませる」という作業は今までもやってきたので問題なく続けられそうです。
揚げ物鍋としても活用できそう。ただし、我が家で揚げ物をするにはちょっと小さいかな。。
ちょっとしたものや冷凍エビフライなんかを揚げるには良さそうです。高さがあるので油が跳ねにくいです。
ストウブはおしゃれで可愛いけれど、炊飯器の方が便利。そんな気持ちもわかります。忙しい時のタイマーや早炊き機能はとても便利だし、それは欲しいなと思います。
しかし、一度ストウブで炊いたご飯を食べると、炊飯器いらないかもって思うはず!
▼「ラ・ココットdeGOHAN」▼
▼23cmオーバルはオールマイティで大活躍▼
▼プレゼントにもらったら喜びます!▼
▼小分けオリーブオイルはコストコ購入品▼
コメント